輪廻を駆ける(6:完成したバイク)

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6:完成したバイク

朝一番でパーツショップへ行くと、勝輝のお目当てのブレーキパーツがあった。

「勝輝くん、今朝届いたよ、君の部品」店員が真っ先に声をかけてくれた。

勝輝は現金で支払いを済ませるといつもと変わらず元気にお礼を言ってすぐに自宅へと戻った。

家にはブレーキパーツを組み付けるだけの状態のバイクが待っていた。

勝輝は何度もイメージした取り付けの手順通りにブレーキパーツを取り付け、ハンドルを握りしめた。

右手を握り込むと前のブレーキが反応し、右足を踏み込むと後ろのブレーキが反応した。

取り付けは完璧だ。

すぐにエンジンを始動してルンルン気分でエンジンを鳴らすとヘルメットも被らずにバイクに跨った。

人が歩くほどのスピードでガレージの前まで進み、ブレーキを握ってゆっくりと停める。向きを反転し、また進み、そして停める。バイクは完璧に組み上がった。

「やった!ついに完成したぞー!マジでここまで長かったぁ〜。頑張った甲斐があったよ」

完成の喜びを一人噛みしめ、プレハブからヘルメットを持ってくると試運転を兼ねてコンビニへと向かった。

バイクの調子は良好。

完成を記念していつも買わずに我慢していたエナジードリンクを買った。

試運転を済ませた勝輝は出していた工具類を片付けるために一旦家へと戻った。

相棒のバイクをガレージに止めると、片付けながら今日はコイツと一緒にどこに行こうかとワクワクで胸を躍らせていた。

完結しています。全26章あります。

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是非、楽しんでいってもらえたらと思います。

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