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夏の海風と記憶釣り(20:救出)

"おいおい、コイツらマジかよ…。何で釣り餌に触れないかな"「はーい、とられてるー。海斗お願い」針先に餌が付いていないことを確認して瑠璃が言った。
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夏の海風と記憶釣り(19:記憶の答え合わせ)

漁港のすぐ横にある公園、屋根付きのテーブル席。海斗、湊、瑠璃、結衣の四人は、まるで宿題を一緒にやった日の続きのように、そこへ集まっていた。昨日拓真と二人で話していた結果がどうなったのか、ワクワクした様子の海斗と湊と瑠璃。
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夏の海風と記憶釣り(18:結衣の記憶)

結衣は一人、ベッドの上で枕に顔を埋めて今日の出来事を思い出していた。「拓真くん、次の試合頑張ってね。これよかったら使ってね」そう言ってシミュレーションどおり、重くならないように軽くプレゼントを手渡した。
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夏の海風と記憶釣り(17:プレゼント)

「全部は渡さないわ」「ビックリしたー。結衣、こんなにいっぺんに渡したらクリスマスになっちゃう。きゃはは」結衣が買ってきたものをテーブルにずらっと並べた瑠璃はその量の多さに驚いていた。
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夏の海風と記憶釣り(16:結衣)

"瑠璃にあんなに言って強引に海斗の元に行かせたけど、もし自分だったら行けるかな?本当は可哀想なことしちゃったのかもしれない"ハッキリと聞いた訳ではないが、きっと海斗なら瑠璃に優しくしてくれる。
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夏の海風と記憶釣り(15:誘えない)

今日は忙しい。話があるからと結衣を呼び出していたのは瑠璃だった。前世のことが頭から離れず、毎夜のごとく夢にまで見るようになってしまった。そのことを結衣に相談したかった。
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夏の海風と記憶釣り(14:指輪)

カキーン!勢いよく飛ぶ白い玉。グラウンドにワンバウンドして弾け飛ぶ玉をギリギリでキャッチして送球。ノーバウンドで球を返す拓真のフォームはお見事だった。「よーし、次ぃー、海斗、行くぞー!」
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夏の海風と記憶釣り(13:航との釣り)

海斗と航は釣竿を持って漁港へとやってきていた。波は穏やか、夏の陽射しは暑いが海を見るといくらか涼しく感じる。航がなんの気もなしに仕掛けを海に投げ込んだ瞬間、ブルブルと竿先が揺れた。
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夏の海風と記憶釣り(12:釣竿の力)

海斗はベッドの上で天井を眺めながら一人考えを巡らせていた。自分の部屋は普段と変わらず、この日の朝も昨日と同じように陽射しが差し込んでいた。
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夏の海風と記憶釣り(11:兄と妹)

鳥の声で目覚めると海斗は自分の部屋の窓を開けた。昨晩は湊の部屋で夜遅くまでブレスレットを調べていたが、その後自分の部屋に帰ってくるなり寝てしまった。
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