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小説

命懸けのサッカー観戦(2:試合の朝)

嫁も息子も何時まで寝てんだか。いつも適当な俺だが、今日は大事な日だ。もちろん顔も洗った。髭も剃った。歯も磨いた。「タロ、悪いな、行ってくる」
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命懸けのサッカー観戦(1:飲み会)

また飲み会に誘われてしまった。俺は飲みの誘いは断らない主義だから、呼ばれりゃ行くけどよ。「加藤さん、今日は〝朝までコース〟っすよね?」「バカ言うな。俺は土曜日は忙しいんだよ。」
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夏の海風と記憶釣り(26:エピローグ)

六人揃っての豪華なグランピングは、あっという間に終わりの時間だった。「海斗くん、何から何まで準備してくれて、ありがと」結衣は海斗にお礼を言った。
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夏の海風と記憶釣り(25:夏休み)

"瑠璃にあんなに言って強引に海斗の元に行かせたけど、もし自分だったら行けるかな?本当は可哀想なことしちゃったのかもしれない"ハッキリと聞いた訳ではないが、きっと海斗なら瑠璃に優しくしてくれる。
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夏の海風と記憶釣り(24:父親)

海斗は航の家の長座卓に突っ伏して泣いた。「うぅ…、8月20日は父さんの命日なんだよ…。うぅ…、うぅ…」航は海斗の背中をさすった。
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夏の海風と記憶釣り(23:8月20日)

ネクタイピンを手に取った拓真はゆっくりとあの日の出来事を語り始めた。――18年前の8月20日の出来事だった。
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夏の海風と記憶釣り(22:ネクタイピン)

海斗は壁にそっと竿を立てかけた。ネクタイピンは糸の先にぶら下がったままだ。航は全員分の冷たい麦茶を大きな急須に用意し、それぞれの湯呑みに注いで配った。
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夏の海風と記憶釣り(21:カンパチパーティ)

瑠璃を一人だけ乗せたボートに乗り込もうとして、海斗は身を乗り出した。が、海斗はボートに上がらずに海面から頭を出したままでとどまった。ずぶ濡れの瑠璃を直視できず、海斗はボートに捕まりながらバタ足で岸へと泳ぎ始めた。
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夏の海風と記憶釣り(20:救出)

"おいおい、コイツらマジかよ…。何で釣り餌に触れないかな"「はーい、とられてるー。海斗お願い」針先に餌が付いていないことを確認して瑠璃が言った。
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夏の海風と記憶釣り(19:記憶の答え合わせ)

漁港のすぐ横にある公園、屋根付きのテーブル席。海斗、湊、瑠璃、結衣の四人は、まるで宿題を一緒にやった日の続きのように、そこへ集まっていた。昨日拓真と二人で話していた結果がどうなったのか、ワクワクした様子の海斗と湊と瑠璃。
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