聞いたほうが早い。という考え方。

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あなたは会社でわからない事が出てきたときどうしていますか?

とりあえず、自分で解決しようとネットで色々と検索して調べますよね?

そんなときに知っておいて欲しい仕事のコツをお教えします。

この記事を最後まで読んで頂き、参考にしてみて下さい。

分からない事が出てきた

仕事をしていると必ずといっていいほど「わからない事」が発生してきます。自分なりに考えるのですが迷ってしまいわからなくなるのです。

例えばですが、デスクトップパソコンを買うかノートパソコンを買うか、今の仕事にはどっちが向いている?

さぁ、あなたの仕事ではどっち!?

わからないですよね。私もわかりません。

調べてみるけど、わからない

さて、デスクトップとノートどっちがよいのか?

わからないときはGoogle先生に聞いてみよう。と、いつものように検索窓にどっちがいいのか色々な検索キーワードをいれてパソコンの情報を調べます。

デスクトップパソコンのいい点もノートパソコンのいい点もだいたいわかりました。値段や納期も調べました。

デスクトップパソコンを買うかノートパソコンを買うか、今の仕事にはどっちが向いている?

さぁ、あなたの仕事ではどっち!?

わからないですよね。この時点であなたの仕事の時間、何分死にましたか?

調べすぎて迷走

なんとなく心の中ではノートパソコンでいこうと決めてはいるもののスペックを見ていると価格差がとてもあり、「どうしようどうしよう」と、わからなくなってきます。

そうこうしているうちに「タブレットもありじゃない?」という意見が記載されたページを見始めます。

そうだ、今の時代タブレットで仕事をしなくちゃ最先端とはいえないですね。

じゃあ、ビジネス向けの自分の仕事に合致したタブレットってどんなタイプ?

わからないときはGoogle先生に聞いてみよう。と、いつものように検索窓に色々な検索キーワードをいれてタブレットの情報を調べます。

さぁ、あなたの仕事でタブレットを使う決心はつきましたか?

わからないですよね。

この時点であなたの仕事の時間は、追加で何分死にましたか?

いくら調べてもわからない

さて、今回の記事のタイトルにもなっている「聞いたほうが早い」というキーワードです。あなたはパソコンについてGoogle先生のチカラを借りながら色々と調べました。

デスクトップパソコン
ノートパソコン
タブレット
値段、スペック、納期、
使い勝手、
重さ、電池容量、
人気、口コミ、…。

もう嫌というほどたくさん見ました。

検索して調べました。

もうそろそろ結論を出してもよいでしょう。

さぁ、あなたの仕事ではデスクトップ、ノート、どちらですか!?

わからないですよね。

これ、わからないんですよ。

そうなんです。いくら調べてもわからないんです。

あなたの仕事、職場に相応しいのがデスクトップかノートかなんて、そもそもわからないんです。

ハッキリと明確にデスクトップパソコンでなくちゃウチの会社は困ります!って理由がある職場はどっちか聞かれたとき「デスクトップパソコン!」って即答なんですよ。

どっちがいいかわからないから調べてみようという場合、最初からいくら調べてもわからない可能性があります。

そんな時は上司、先輩、同僚、誰でもいいです。聞いちゃってください。

どっちがいいと思う?って聞いて下さい。

周囲の人がみんなノートパソコンが相応しいって言うのなら、おそらくノートパソコンを買っておいて間違いないですよ。

調べるよりも聞いたほうが早いです。

ネットの調べものは危険

ネットはとても便利です。

色々な知識、経験が散りばめられた記録の宇宙です。

調べればいくらでも調べられます。Google先生に聞けばもうなんでも教えてくれます。でも、使い方を間違うと危険なんです。

わからなかったらすぐにネットで調べるという習慣がついている人ほど、いくら調べてもわからない事についてずっとネットで調べます。

調べてもわからないと気づいていないのです。

聞いたほうが早いってことに気がついていないのです。

困った→わからない→調べる。と連携されていて見失っています。

よく考えてみて下さい。あなたはネットで調べますが、ネットはあなたの事なんて調べませんよ。

あなたの職場、仕事のやり方、そのようなあなたの情報についてネット側からあなたの事を調べる事はありません。

ですから、「どちらかを選ぶ」ような判断を必要とするもので「わからない」事が発生した場合、ネットで情報や知識が増えても最後にどちらかを判断するのは「あなた」です。

ネットは判断しません。

だから、わからないものをいくら調べてもわからないんですよ。

そういうものは聞いたほうが早いのです。

先輩に相談したほうが早いです。

死んだ時間

私はこの記事でネット検索している時間を、何分死にましたか?という表現をしました。

聞いたほうが早い事をただ漠然と調べる事は仕事の時間を無駄に浪費している事と同じです。

それは死んだ時間です。

ちょっと大げさかもしれませんが、調べ物をしたけど結局最初と同じ状態に戻ってきてしまうので、「私はいったい何を調べていたんだ?」という結果になりませんか?

何も得るものがなく時間だけが経過してしまったような感覚になります。

自分の中のリミット

先日、「AかBか決まったら教えて下さい」と伝えた部下が、調べもの地獄にハマり6時間、ネットの宇宙を彷徨いました。

なんとか結論をだそうと頑張ったのでしょう。(頑張りすぎだよ、泣)

涙目になりかけて
「どっちがいいのか、わかりません」
と戻ってきました。

私は「先輩の意見を聞いてみたら?」とアドバイスをすると、先輩がズバリなコメントをくれて2分で結論が出ました。

このように自力で調べていたら6時間も使ったのに、先輩に聞いたら2分で解決!

だったら、最初から先輩に聞いたほうがいいですよね。

「あのぅ、もし知っていたらでよいのですが…」

「先輩…。いま調べものしていて困っているんですが、コレについて何か知りませんか?」

そんな会話のやりとりが自然とでてくるチームは、仕事の効率がとてもよくて、仕事に無駄がありません。


聞いたほうが早い。という考え方を意識すれば調べごとをする時間を少なくする事ができて死んだ時間を作らずにすみます。

そのためには、自分の中でリミットを決めておくことです。

私はネットで調べて【30分以内に結論がだせなければ誰かに聞いてみる】というリミットを設けています。

リミットまでは自分でなんとか頑張って下さい。

難しいのは「聞いたほうが早い」からって、なんでもかんでも聞いてしまう人もいるのです。

そういう人はたいていの場合、「ちょっとは自分で調べろよ!」って思われてしまいます。

聞いたほうが早いのですが、何も調べずに聞くのはよくないです。

「調べたけど判断できない」ということであれば、教えてもらえるでしょう。

聞いたほうが早いという考え方は、ヘルプを求めるような行動です。

結論や結果だけ、あるいは回答だけを引き出すような、そんな態度の質問をしてしまったらまともに回答してもらえないでしょう。

聞いたほうが早い

ネット検索をする場合、欲しい情報や判断材料となる決定打がだせない事があり、何分もの時間が死んでいきます

ネットで長時間調べものにハマりそうな時は聞いたほうが早い。という考え方がとても大事です。

明日からはあなたはもうネットの宇宙を彷徨わないで下さいね。

あなたの職場で彷徨う迷い人を見つけたら今度はあなたが「なにか困っている?」と、助けてあげましょう。

聞いたほうが早いとはわかっていても、なかなか聞けない。

聞いたら悪いかな?とか余計なこともたくさん考えてしまいます。

「お先に失礼します」という挨拶でも同じように、言っていいのか、言ってはいけないのか、そんなことを考えて、まとめたのがコチラの記事です。是非読んで見てください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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