「お先に失礼します」言えない時の技

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お先に失礼します。って言えないからってスーッと消えるように帰っていませんか?

それマズイです。

やめたほうがいいですよ。

挨拶せずにスーッと消えるように帰ることがマズイ理由をこの記事で解説しています。

最後まで読んでいただき、参考にしてみて下さい。

お先に失礼しますは失礼?

職場にはまだ残って仕事をしている人がいるのに
「お先に失礼します」
と言って先に帰ってしまうのは失礼ではないでしょうか?

と、ご相談を頂きましたが「お先に失礼します」は挨拶なので言ってから帰ったほうがいいです。

何も失礼ではありません。

朝の「おはようございます」と交わす挨拶と同じです。

「おはようございます」の帰る時バージョンが「お先に失礼します」です。

明るい挨拶というのは気持ちのいいものであり、本来帰るときは皆が

「お先に失礼します」

「お疲れ様っ」

と言葉を交わすべきものです。

ですので、言ったほうがいい事です。

お先に失礼しますは恥ずかしい?

「お先に失礼しますっ」

「……………。」



これです!
このパターン。

このパターンが嫌なんですよね

お先に失礼しますって言っているのに誰も何も言わなくて、なんだか恥ずかしいような気まずいような。

このケースは、あなたの言い方が少しダメなパターンです。

あなたの「お先に失礼します」って誰に言っていますか?

誰に向けて言っているか分からないような雰囲気で「お先に失礼します」って言うと、聞こえている人は「ん?私に言ったのかな?私じゃないかな?どっち?え?」

という「誰?誰?」現象がおきます。

これを2,3人の場所でやっていると誰も挨拶を返しません。

だって、もしも「お疲れ様っ!」って返事を返して、言っている相手が自分じゃなかったら恥ずかしいじゃないですか!

だから返事はしません。

恥ずかしいのはお互い様なんですよね。

この場合の対策は簡単です。

大きな声で「お先に失礼しますっ」と言う事により皆に言った事が伝わり、返事がなくても気まづくなりません

大きな声で挨拶するのが恥ずかしい

そもそも大きな声で挨拶することが苦手で恥ずかしいですよ。

という方は名指しで挨拶してください。

私は大きな声で挨拶をするのが恥ずかしいです。だから名指し挨拶を多用しています。

隣の席の、小林さんに「小林さん、お先に失礼します」と、言うのです。

これで小林さんは「あっ、お疲れ様です」と返事を返します。

小林さんが返事をしてくれなくても気にすることはありません。仕事に集中していて返事ができない状態なのでしょう。

反対の席の山本さんに「山本さん、お先に失礼します」と、言うのです。

これで返事が返ってくるはずです。挨拶だから気にせずに言ってください。

山本さんがダメな場合は少し離れた伊藤さんの目を見て軽く会釈。

すると、「お疲れ様」と言わないまでも無言の会釈返し。

この3段構えなら必ず「お疲れ様」をゲットして帰宅可能です!

挨拶はビジネスマナー

挨拶は色々ありますが全部とても良い事です。

私が特に好きな挨拶は「ありがとうございます」ですが、「お先に失礼します」もいい挨拶です。

挨拶しても返事がないと嫌になりますが、あなたは間違っていません。頑張ってください。

他の人がしていなくても、少しくらい恥ずかしくてもあなたはしっかりと続けて下さい。

挨拶は社会人のマナーでありビジネスマナーです。挨拶は必ずしましょう。

帰る人は「お先に失礼します」と言って、返事をする人が「お疲れ様です」と言葉を交わすのが帰る時の正しい挨拶です。

挨拶しないほうが普通?

ミツルさん
ミツルさん

うちの会社はみんな挨拶しないので、挨拶をしないことが普通なんです。

あなたもミツルさんと同じ意見でしょうか?

「挨拶をしないことが普通」というのは間違っています。

挨拶は社会人の基本と言われていて、とても大事なビジネススキルです。挨拶が出来ない人達もいますがやらなくてもいいと勘違いしてはいけません。

挨拶をしていないとあなたの知らない所でとても恐ろしい事が起きています。

挨拶ができない事は = コミュニケーションがとれない という評価をされます。

コミュニケーションがとれない人材
= 協調性がない。
という評価に発展します。

挨拶がない、または挨拶しても返事がない、という人はたとえ仕事ができても評価が悪くなりやすいのです。

事実、私の会社で考課評価項目に「気持ちの良い挨拶ができているか?」という採点項目があるくらいです。

極端に言えば、挨拶をしない人はボーナスが減る。って事ですね。

みんながやっていればやる、みんながやっていなければやらない。挨拶はそういうものではありません。

誰もやらなくても、あなただけは必ず挨拶をして下さい。

残業しないから「お先に失礼」が気まずい

「時間外労働を減らそう」
「ノー残業デーを作ろう」
「定時退社日は速やかに帰宅」
って、言っていますがみなさん残業するじゃないですか!?

だから「お先に失礼」と言って先に帰るのが気まずくなるんですよ。

みんなで一斉に帰宅すれば「お先に失礼します」じゃなくて「お疲れ様です」って言って帰れるのに、なんで残業するんですか!?

あー気まずい。

って方におススメの方法を教えます。

お先に失礼しますのおススメの方法

残業やるき満々のすぐに怒りだす鈴木先輩にも使えるスキルです。

「鈴木さん、今ちょっとだけいいですか?
 今ココまで進んでいて
 続きは明日やろうと思っているのですが
 今日はお先に失礼してもよろしいでしょうか?
 もし、鈴木さんのほうの
 お手伝いをする事があれば
 少しだけなら私も残業できますが
 どうでしょうか?」

この報告技です。
この報告技をくらった鈴木さんは

「あー、いいよ。俺もすぐ帰るし。お疲れっ」

とか言ってくれるので、すかさず「お先に失礼しますっ」

というパターン。

相手の「お疲れ様」を先に出させてからの「お先に失礼します」の技です。

この技は実際に私もよく部下から言われる技なのですが、報告によって部下の進捗がそこそこいい事も分かるし残業するほどの事でもない。ようするに順調。

今日は帰りたいって言っている部下に私の手伝いだけのために「残業して」って、指示は出しにくいんですよね。

となると、もう残された返事は「お疲れっ」

これしかないんです!

この技を成功させるには帰るタイミングでそこそこ進んでいて日程的に間に合っている時です。かつ、先輩の手伝いをするほどでもない場合です。

先輩が激務で泣きそうなときは

「そうか(泣)、手伝ってくれるのか(泣)、それじゃコレをお願い(泣)」なんて言って、残業が始まる可能性がありますから先輩の状況もよくチェックしておく必要があります。

このように順調である進捗を伝えて、かつ、もう帰りたい雰囲気を出せれば
「調子のって先帰ってんじゃねーよ!」
なんて雰囲気は発生しないので、気にしなくてよいのです。

なんなら、「手伝いますか?」くらいの余裕が必要です。だって、言わなきゃ帰れないしどうせ残業するなら先輩のぶんも一緒に手伝ったほうがいいじゃないですか。

帰るタイミングだけ探って時間潰すのはもったいないです。

サッサと終わらせてみんなで早くかえりましょうよ。

さー、明日も元気よく

「お先に失礼します!」

早く帰りたいのにメールが返ってこない!
なんて、時はこちらもどうぞ。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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