兄貴が大嫌いな君たちへ

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兄弟、姉妹というものは仲が良いに越したことはありません。

私にも兄弟がいるのですが、40歳を超えた今でも仲が良いです。

普通にLINEのやり取りもしますし、正月にも集まったりするような感じですね。

ところが、世の中には兄貴の事が大嫌いだという人がいます。

この記事は「兄貴」が嫌いな人がちょっとだけ「兄貴のことも認めるか」と思えるような内容です。

兄貴のことが大嫌いな京哉さん

京哉
京哉

兄貴のことがとにかく大嫌い。

父親に叱られるのならまだわかるが兄貴からとやかく言われると本当にうんざりする。

いつから兄貴が嫌いかって?そんなことはとっくの昔に忘れている。いつだかわからないが兄貴のことが嫌いで嫌いでしょうがない。

 京哉
京哉

母親は何かあるとよく兄貴と話しをしたり出かけたりしていた。それに反して自分はどちらからといえば自由に育てられたのかもしれない。父は兄貴のことがお気に入りみたいだった。進路のことや、仕事のことは、なんでも兄貴にしっかりやるように!ってよく言っていたよ。自分は進路のことで父に相談なんてしたことないね。特に聞かれなかったし、テキトーに選んだよ。

京哉
京哉

兄貴がむかつく。

学校の先輩も会社の先輩も偉そうにしていて苦手。たかだか数年先に生まれてきただけで偉そうにしている。兄貴も同じだ。たかだか数年先に生まれてきただけで偉そうにしている兄貴がムカつく。

無条件に尊敬すべき存在

私は兄弟と仲が良いです。

京哉さんのように兄の事が嫌いだという人が時々いますが、たかだか数年先に生まれただけで無条件に偉いんです。尊敬すべきなのです。

嫌だといっても先に生まれている人は偉いんですよ。

 京哉
京哉

偉いわけないだろ、あんなクソヤロー!

不思議に感じるでしょうが、世の中の兄(姉)という存在は無条件に尊敬してよいということに気が付いたのでお教えします。

子育てのスキルの話し

私が出会ってきた「兄のことが嫌いだ」と毛嫌いする人の多くは、独身の方々でした。

たんなる偶然かもしれませんが、もしかしたら、兄貴のことを無条件に尊敬すべき人と気づくには自分が親になる必要があるのかもしれません。

あなたの親はあなたが生まれたあと大きく成長するまで「子育て」をしました。誰でも子供が生まれたら「子育て」をすると思います。

私のウチにも男の子が生まれて子育てを経験しています。

子育てと言ってもほとんどは妻に頼りきりであまりちゃんとできていないかもしれませんが「良い子に育って欲しい」と思う親の気持ちは持っています。

子供が生まれると色々と変わることが多いです。自分の生活やお給料の使い方だって変わります。自分の妻は、子供の母親になります。

彼女から妻へ、妻から母親へと変わるのは子供が生まれたら自然の流れかと思います。ですが、母親に求められるスキルはとてつもなく大きいです。

誰だってわかっています。赤ちゃんが生まれたらミルクを飲ませて、オムツを交換するんです。

もしあなたが独身の方だとして、ミルクを飲ませることと、オムツを交換することができますか?

成長に合わせて服を買ったり、突然熱を出せば救急車を呼ぶことだってあります。

それが母親の役割りだと決めつけるにはあまりにも多くの「初経験」です。

子供が幼稚園に入るころになれば、道路のルールや電車のルール、幼稚園までの送り迎え、などなど、お母さんに求められる子育てのスキルは無限大です。

毎年毎年、問題が発生してはクリアしていかなくてはならないのです。

初経験を与えた人物

母親に果てしなく繰り返される「初経験」はどこからやってくるのですか?

それは、子供からです。

初めて経験するような色々な困難があったとしても、子供をいい子に育てたい気持ちがお母さんを成長させます。お母さん達はそうやって「初経験」でも乗り越えていくんです。

お母さんに「初経験」を与えた子どもって誰ですか?

兄貴ですよ!!

兄貴を毛嫌いする人の中に「母親のことは好き」という方がいるかもしれません。

母親に子育てのスキルを与えたのは兄貴です!

兄貴が生まれて母親になって、そして経験した子育ての能力を使って次の子を育てているんですよ。

1年でも2年でも先に生まれたら尊敬しましょうよ。

京哉
京哉

そうかもしれないけど…

お父さんとお母さんと兄貴がいたから、京哉さんがいるんですよ。

おかあさんと同じくらい尊い存在じゃないですか。

ね。

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