休職後の復職について考えるべきこと【白獅子の体験談】

スポンサーリンク

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

前回の記事はコチラ

うつ病と診断されて休職すると、復職するときってどうなの?と疑問が浮かびますよね。

うつ病と診断されて休職した私が、実際にどのようにして会社へ復帰したかを説明させていただきます。

この記事を最後まで読んで、休職から復職するときのことを是非参考にしてみてください。

復職前の手続き

復職する際には休職するときにもらった「診断書」と同じように、お医者様から復職可能な「診断書」を貰います。

適切な医師の指導の元で復職が決定されるということですね。

勝手に会社に行き始めたりしちゃダメですよ。笑

つまり、会社のほうから「1日だけ助っ人で来てくれない?」などと応援を頼まれたとしても、休職中は原則として出勤してはいけないということになります。

私は傷病手当の申請の手続きのときだけは会社へ行っていました。

郵送でやりとりしても良かったのですが、休職担当の窓口となってくれている人事部の方へ経過報告を兼ねて会社へ行きました。

主治医の先生にも申告書を提出する際は会社に行くことを伝えてありました。

復職を焦らない

気分の落ち込みや意欲の低下が改善されない人は、正直に気持ちを表現して「休職を延長」させてもらえばいいと思います。

休職期間が3カ月、4カ月となってくると「傷病手当金」も振り込まれるようになり金銭面でも少し安定すると思います。

傷病手当金は1日の標準報酬日額の2/3が支給されます。1か月丸々休んだら給料の2/3がもらえると考えて下さい。

休職期間を延長したとしても会社側もそれほど驚きはしないでしょう。

傷病手当金も最長で1年6か月まで支給されますので、延長も視野に入れてじっくり考えていきましょう。

会社に行くことに不安が残る場合は、主治医の先生に
「やっぱり、もうちょっとお休みしたいです」
と正直に伝えて下さい。

私の場合は1カ月くらい前には元気モリモリで早く復帰してもいいくらいの気持ちでした。

主治医にはしつこいくらい聞かれました。

主治医
主治医

復帰できますか?

白獅子
白獅子

はい

主治医
主治医

延長もできますよ?

白獅子
白獅子

延長はしないで良いです

主治医
主治医

もう働けそうですか?

白獅子
白獅子

もう働けます

そうやって、何度も聞かれました。

本人の意思と体調、そして医師の判断によって復職することが決まりました。

もし、焦って復帰しても、また体調を崩してしまっては意味がありません。

何度も確かめてもらうくらいがちょうどよいのかもしれませんね。

うつ病やメンタル不調が原因の休職の場合、治療には時間がかかるものです。

最初3か月の予定が4か月、5か月、6か月と長引くことはよくあることなので、気にする必要はありません。

体調がよくたって、復帰してすぐにバリバリ働けるワケじゃないですからね。

だから、復帰後に「再発・再休職」をしないくらいまで、しっかりと休職しましょう。

復帰可能だと判断したポイント

私が職場に復帰可能だと判断したポイント

  • 意欲は十分ある
  • 睡眠、運動、食事が規則正しくできている
  • 会社に行く(通勤する)ことに戸惑いはない
  • 注意力がある
  • 判断力がある
  • 決断力がある

日常生活も規則正しくすっかり元気になった私は、自分で判断しても十分復帰できる状態でした。

復職前日

会社に復職する前日、私は家族で小さなパーティーを開きました。

と言っても、自宅でBBQをする程度のものです。

妻の用事もなく、ちょうど息子の休みも重なっていたので実現できました。

「明日からお父さんはまた会社に行くぞー!」って感じでしたね。

しかし、私の心の中にはモワモワと湧き上がってくる気持ちがありました。

  • 前見たいに働けるかな?
  • 復帰して体調を崩さないかな?
  • 休んでいる間に仕事が山積みになっていないかな?
  • 迷惑をかけた人達に恨まれていないかな?

前日の夜になって「復帰したくねーーーー!!!」って思ってしまいました。笑

いざ会社に行こうとなると気持ちが怖気づいてしまうのです。

でももう決めたんだから早く寝て、早く起きて、元気よく会社に行けばいいだけだ!と自分に言い聞かせました。

その日は早く寝てしまおうと考え、夕飯を食べてお風呂に入ったあとすぐベッドに横になりました。

あれこれ考えだすときっと不安になると思ったのです。

寝る前に飲む薬を飲んで早めにベッドに入った私はアッサリと前日を終えたのです。

復帰当日

復帰当日はお弁当を持って会社へ行きました。

そして、休職する前と変わらず自分の席につき、パソコンを起動しました。

朝は穏やかに始まり、職場の皆さんへ「ご迷惑をおかけしましたが、復帰したのでまた今日からよろしくお願いします」と軽く挨拶をさせていただきました。

不思議と「休んでいる時はどうだった?」などの問いかけなどもなく、みなさんが私に気を使ってくれているようでしたね。

誰からも何も聞かれない…。

ま、そんなものか。と思いました。

私はパソコンを起動してWindowsのアップデートをしました。

3か月間放置されていた私のデスクのパソコンはようやくUpdateの日を迎えて忙しなく再起動を繰り返しました。

WindowsのUpdateの完了後、まずはメールを見ました。

メールは3か月ぶんガッツリ溜まっていました。

その数なんと3000件超え!

私は1か月に1000件近くのメールを受信するようです。

一般的に多いのか少ないのかわかりませんが、とにかく不要なメールをガンガン削除していくという作業を開始したのでした。

そして、お昼になりお弁当を食べて休憩です。

お昼休憩中も休んでいる時のことを聞いてくる人はいませんでした。

だいぶ気を使われている様子…。ま、いっか。

午後も不要なメールをガンガン削除していきました。

そして、それだけで初日が終わりました。

私のほうから「私が休んでいる間どうしていましたか?」とチームメンバーに聞くのはまた次の日にしようと思いました。

復帰初日が不要メールの削除と必要メールの黙読だけで終わるのも「アリかな」と、そう思ったので焦らずゆっくりやることにしたのでした。

まとめ

まとめ

  • 復職する際は「診断書」が必要
  • 復職は焦らない
  • 不安な場合は延長してもらう
  • 前日はやっぱり不安
  • 当日はあっさり終わる

私が復帰するときの状況を記事にしました。

もし、あなたが休職中であれば焦らずじっくり心と身体を休めて下さい。

「うつ病」と病名がついたとしても症状は人それぞれです。

休職が短い人もいれば長い人もいます。

あなたにはあなたに合った回復のペースがあります。

絶対に治りますから大丈夫です。困ったことがあれば私にご連絡下さい。何かアドバイスができるかもしれません。

あなたは一人ではないので一緒に頑張りましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました