同じ歳の米山くんに会いました。
私達がかつて20代だったころ、私と米山くんは同じ会社の同僚でした。
米山くんは私よりも早く転職し、私もあとを追うように転職したのですが、ご縁があって今は私の会社のお客様が米山くんなのです。(すごい偶然!)
つい先日のこと、一人で訪問することがあったため米山くんに電話をかけてみました。
今キミのところの会社に訪問にきているんだけど、もし時間があれば挨拶もしたいし会えるかい?
すると米山くんは
おっ?マジで?来てるの?話したいことがあったんだ…。すぐ行くよ!
と、言ってくれて私に会いにきてくれました。
打ち明けてくれた話し
やぁ、白獅子!ちょっと伝えたいことがあったんだ
ほぅ、いったいなんだい?
あまり大きな声を出さないでくれよ、実は俺…。この会社辞めるんだ。
言おう言おうと思っていたが、なかなか機会が掴めなかったところにちょうどよく私がやって来たということでした。
聞けば、毎日のハードワークがかなり厳しい状況で、それでも最初のころは頑張っていたらしいのですが、いつしか「俺は何やってんだろう…?」という、空虚な気持ちになってしまったとのことでした。
毎日頑張る中でもハードワークがずっと続くと心が疲弊してきてしまいます。
米山くんは「俺は何やってんだろう…?」と思うようになってから2年間頑張ったと言っていました。
そして、2年間頑張って気持ちを打ち明けてきたけど…、変わらなかった…。とも言っていました。
毎朝早くおきて、電車に揺られながら出勤。
帰りは暗くなってから、自宅に辿り着くのは夜の22時頃。
家に帰っても子供の寝顔を見て、お風呂に入って寝るだけの日々…。
そりゃぁ、米山くんじゃなくても、誰でも「俺は何やってんだろう…?」という気持ちになりますよね。
伝えたメッセージ
私は「うん、うん」と米山くんの話しを聞き、そして、私が会社を辞めたときの気持ちを話しました。
色々訴えかけてはきたけど何も変わらないなら、自分から行動して環境を変えるしかない!っていう気持ちになった、と。
それには米山くんも大いに共感してくれました。
(私のブログ見てくれよー!とは言えなかった…)
実は風のウワサでは白獅子が会社を休んだり転職したりしてることは聞いてたんだよね。
えー、そうだったの?
業界というものは自分が思っているよりも狭い世界で、同じ歳くらいの「戦友」達どうしのコミュニケーションによって自然と情報交換されていくものだと、しみじみ感じました。
私も元の会社の辞めた同僚達とコンタクトをとっていますしね。
そんな中でも米山くんの転職は私達同僚の中にも大きな衝撃を与えたし、別の会社になってからも彼の活躍を嬉しく感じていました。
だからこそ私は米山くんに伝えました。
キミは次に行った先でも活躍できるさっ!人柄や仕事の頑張りだっていつも申し分ない。今は頑張りすぎで疲れちゃっただけさ。誰だって朝から晩まで働き通しで2年も続けばおかしくなるよー…。キミならきっとなんとかなる。困ったときはいつでも連絡してきてね。
これからのこと
ありがとう。この会社で白獅子に会うのは今日が最後だと思うから、話せてよかったよ。本当はメールか電話で伝えておこうと思ったんだけどね。なかなか言い出せなくて。次に行くところはもう決まっているし心配しないで。次の会社は白獅子と俺の共通の知り合いもいるところなんだゼ!
共通の知り合いもいる??気になりますね
それは会社が変わってから連絡するから、それまでお楽しみに
連絡を楽しみに待ってるよ。
キミのことだからそれほど心配はしていないけど、身体だけは壊すなよ
そりゃお互い様だろ。白獅子こそ病気とか怪我とかするなよ。きっと白獅子には次の会社に行ってもどこかで会うと思ってるんだ。
うんうん。次の会社に入ってからも会えるのを楽しみしているよ
次の就職先も決まっているということで安心しました。
こういう問題は彼だけのことではなくて、彼の奥さんや彼の子供にも影響することですからね。
お父さんが会社を辞めてしまって、次が決まらないとなると家庭内でもずんっと重たい空気が発生してしまうものです。
忙しいながらも次に行く場所もしっかりと判断して決めてきているあたりが本当に優秀だと、改めて米山くんの頑張りを実感しました。
生業と流れつく先
私も米山くんも同じ会社で同僚として働いていた仲です。
お互いどのような内容の仕事が得意なのか、わかっています。
同じような仕事を共有し、それぞれ別の道へ進んでもまた巡り合う。
業種の定めというか、生業というか、かつての仕事仲間と会うというのは嬉しいような恥ずかしいような、そんな感じです。
でも間違いなく言えることは、同じ歳で気さくに話せる米山くんの存在は私にとっては「心の支え」になっています。
彼の頑張りや活躍を聞けば嬉しいし、これからも頑張って輝いて欲しいと心から願っています。
お互いに流れつく先という場所はわからないですが、どこかで共通項がでてくると、曲線と曲線が交わるようにまた巡りあう。
業界が狭いというのはそういうものです。
まとめ
同じ歳の友人が会社を辞めると聞いて、また一つの人間ドラマを見たような気分になりました。
米山くんが頑張っているように私も頑張ろうと思いました。
本当にツライことがある場合や、環境が悪化してしまったときは、一人で悩まないように!
これからも前向きに笑顔で仕事をしていきましょう!
あなたが毎日の仕事の中で米山くんのように「俺は何やってんだろう…?」と考え、出口のない悩みに苦しんでいる場合は、お問い合わせから私に連絡を下さい。
役に立てるかわかりませんが、今までの事例や経験から何かアドバイスできることがあるかもしれないので、お話しを聞かせていただきます。
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