新しくやってきた上司が、高圧的で小さいことにこだわっていて、自己中心的すぎます。
もう嫌気がさしてきました。でも、仕事はできる人だし前の職場でも「やり手」の人だったらしく、こちらとしては迷惑なんですよ!
まったく部下の気持ちがわからない人だし、仕事が成功できれば何だってやるようなタイプ!前の上司とは全然違って仕事がやりにくくて困る!
配置替えで上司が変わってしまいましたか…。
トモ君のように上司と合わないケースもよく相談されます。
会社って上司が良いか悪いかで、アタリ、ハズレが決まっているようなものかもしれませんね。
トモ君、大丈夫です!
高圧的な上司に対する対応策、うまく付き合っていくコツをお教えしますので、この記事を最後まで読んで参考にしてみて下さい。
三毒を知る
トモ君は「三毒」という言葉をご存じでしょうか?
下記の3つです。
- 妬む
- 怒る
- 愚痴る
三毒は人間の誰もが抱く感情です。
嫌な上司に対して三毒を意識してみて欲しいのです。
三毒がもたらす不幸
自分よりもいい車を乗っている人を見たとき、自分よりお金を持っている人を見たとき、誰だって羨ましくなります。
上司が自己中心的であれば怒りを覚えますし、仲間がいれば愚痴だってこぼします。
できれば避けたい三毒ですが、実は避けては通れないものなのです。
人生の中で必ず訪れてトモ君を悩ませるネガティブな感情です。
妬んだり、怒ったり、愚痴ったりしていると、トモ君のことを支援してくれるはずの仲間が嫌な気持ちになったり、噂話を聞きつけた上司の味方がトモ君に嫌がらせをしてくることだってあります。
つまり、トモ君の心の中に三毒があると巡り巡ってトモ君を不幸にすることになります。
ネガティブとポジティブ
ネガティブな感情はひっくり返すとポジティブな感情になります。
上司が高圧的な態度を示してくるなら、心の中で「ふん!そんな高圧的な態度なんて、気にするものか!」という気持ちに切り替えれば、大きくポジティブに変換されます。
経験の少ない若いころは、上司のほうが上で当たり前です。
私も若いころは、同期との飲み会で「上司の悪口発表会」をしていました。その度に、気持ちをリセットして、次からは「よし、やるぞ!」と気合を入れたものです。
自分が経験が少ないということを理解したうえで、妬んで、怒って、愚痴って下さい。
三毒を持ったままではいずれ不幸なことがおこり、自分が深く傷つく経験をするかもしれません。
でも、三毒から発展させたポジティブエネルギーはとっても大きなパワーを生み出してくれます。
自分が大きく成長する機会だということです。
高圧的な上司との付き合い方
トモ君が上司に対する反発心から「ちくしょー!頑張って見返してやる!」と思ってくれるのであれば、冒頭の嫌な上司との付き合いかたのコツをお教えしますよ。
見返すかどうかはわかりませんが、仕事は頑張ってやりますよ!理不尽なことさえ言われなければボクだってやる気はあるんですから!
素晴らしいです!
ではいや~な上司との付き合い方のコツを、教えます。
上司の注文って何?
トモ君は部下なワケですから、上司からしてみれば、何かやって欲しいことがあるんですよね。
高圧的な態度でトモ君に接してくるなら、もしかしたら上司が思っているように物事が進んでいないのかもしれません。
つまり、上司はイライラしているってことです。
上司はトモ君に何を期待しているのでしょうか?何をやれば、どんな作業を進めておけばよいのでしょうか?
チームの中でトモ君がやる役割がありますから、少し迷うことがあるなら「コレであっていますか?」とか「ここの部分をボクがやればいいですか?」とか、上司の注文を確認しながら作業を進めていくのです。
上司がトモ君にやっておいて欲しいこと、それを確認しながら作業を進めていくってことです。
チームに協力者がいるのならその人に聞いてみても良いでしょう。
上司の得意なものって何?
配置替えで新しくやってきた上司です。
前の部署ではどんな活躍をしていた人なんですか?
営業マンですか?エンジニアですか?人事担当ですか?
その上司の得意なものを知るとよいのです。
前の部署で成功したことや上司の得意な仕事を知るとトモ君の仕事に生かせます。
上司は得意な仕事の事ならトモ君に色々と仕事術を教えてくれます。
ちょっとやそっと嫌味を言われても聞き流して下さい。
誰だって苦手なものを教えるのと、得意なものを教えるのとどっちがいいですか?と聞かれれば「得意なことを教えるほうがいいです」と回答するに決まっているんです。
だから、トモ君も上司が得意としていることを知り、そのことについて少しでも会話をして下さい。きっと上司とトモ君を繋ぐ重要な接点となるハズです。
上司へ仕事の報告をする
上司へ仕事の報告をする。
これは仕事をする上でなくてはならない重要なコミュニケーションです。
しかし、高圧的な上司だったり、嫌な上司だとなるべく会話をしたくないので「報告」が疎かになってしまいます。
トモ君の仕事の進み具合を上司は毎日毎日監視しているワケではありません。だから、上司に仕事の報告をする必要があります。
一日に一回、日報としてメールを送る方法でもいいでしょうし、口頭で伝える方法でもよいでしょう。
トモ君の上司に合った方法で仕事の報告を心がけるようにして下さい。
トモ君が上司に合わせることが、ポイントですよ!
上司をビックリさせてはいけない
何かトラブルが発生しそうなことがあったら、必ず事前に報告しておくこと!
これは絶対に忘れないで下さい。
上司をビックリさせるような不意打ちを喰らわせてしまうと、上司はトラブル対策に手を打たなければならなくなり想像を絶する労力を必要とします。
上司というのは、必ず何らかのトラブルを常に解決しようとしている存在なんです。
だから、トモ君が持っている情報で事前にトラブルの火種を見つけることができたなら、なるべく早くに報告することが必要になってきます。
「となりの席の新人が、ミスを犯しているけど報告していない」とか、「上司の報告資料で間違った数値が記載されている箇所がある」とか、なんでもいいんです。
とにかく、気が付いたら報告!迅速に行動!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
高圧的な上司との付き合い方には4つの対処法があります。
振り返ると、下記4つです。
- 上司の注文に応える
- 上司の得意なものを学ぶ
- 上司へ仕事の報告をする
- 上司をビックリさせない
上司と部下、会社員であればそれぞれの立場があります。
主任は課長が上司、課長は部長が上司、部長は社長が上司。
必ず上司と部下の関係になりませんか?
まぁ、だいたいそうなりますよね。
上司の事をよく分析してコミュニケーションをとりながら行動をおこせば、それがチームの強みとなり、トラブル回避能力となります。
繰り返し発展させていくことで、それが企業全体のパワーとなっていくんですね。
トモ君の会社の未来はトモ君の頑張りにかかっていますよ!
これからも少し見方を変えて、上司と一緒に頑張ってみてください。
応援しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
コメント