会社のことを調べるときに企業理念は見ていますか?
私はホームページで必ず企業理念を見ます。
ホームページを見る時に私が必ず見るポイントを教えしますので、この記事を最後まで読んで見て下さい。
今まで漠然と見ていたホームページに多くの情報があり、あなたはそれを見落としてきました。この記事を読めば見るべきポイントをしっかりと抑えられるようになりますよ。
ホームページを見るとき
ホームページを見るとき、それは会社のことを知りたいとき。ですよね。
私は時々自分の会社のホームページも見ます。
私が勤めている会社って、なんて書いてあるかな?なんて時に他社と見比べるんですね。
他社のホームページを見る理由は様々ありますが、会社の規模だったり、所在地がどこにあるかを見たり知りたい情報をパッと調べられるところがホームページのよいところですよね。
公式の情報ですから、各企業ポリシーをもってページを作成しています。知りたい情報がわかるようにとても工夫されています。
会社のことを知るならまずは歴史から!
まずは沿革や歴史です。なんといっても会社の歴史!!ダイジェスト版ですよ。
ココを見れば「へぇ~、そうだったんだぁ~。」と新しい発見があります。
「そんな昔から!?」とか、「え?最初は違ったの!?」とか「昔は漢字だったの!?」とか、そういうことがわかります。
NECは昔は日本電気株式会社だったんですよ。知っていましたか?
Panasonicは松下電気器具製作所だったんですよ。 知っていましたか?
私は40代のサラリーマンですから、電気メーカーの名称変更については記憶にありますが、現在の20代の世代の方々はもしかしたら漢字読みの企業名はご存じないかもしれませんね。
そして、歴史がある会社は大手とか言われたりします。規模の大きな会社のことです。
日本の歴史に名を残し続けている企業ほど国のプロジェクトを背負っていたり時代の転換期に活躍したりしています。
三菱の歴史なんて、1870年、明治時代からずっと続いているのです。岩崎彌太郎(いわさきやたろう)という人が海運事業を始めたことが設立の起源です。
岩崎彌太郎さんは坂本龍馬とも知り合いです。ものすごい歴史を感じますよね。
岩崎家の社長たちは三菱グループの基礎を築きあげてきました。第二次世界大戦が終わると三菱本社は解体して、三菱グループ各社が独立した企業に変わっていきました。
興味がある方は是非、三菱について調べてみてください。
企業理念には貢献が表現されている
会社の掲げる企業理念には熱い想いがこめられています。
あなたの気になる会社のホームページを見て下さい。
そこに書かれている会社理念には社会や人々の未来のために貢献し続けていくメッセージが
書かれているでしょう。
企業理念にはおふざけは一切ありません。自分が何かビジネスを考えたいとき会社の企業理念はあなたにヒントを与えてくれるでしょう。
社長挨拶、トップからのメッセージ
私が絶対に見るのは社長挨拶!トップからのメッセージ!
ココだけは外せません。
会社のトップ、代表を務める人がどのような思想、どのような考えで経営をしていくと宣言しているのか?そのメッセージこそが会社の顔といってもよいでしょう。
どれだけ熱い想いをもって経営をしているのか。どれだけ歴史を背負って経営をしているのか。
トップからの挨拶というのはそれほどまでに重要な1ページ!!
社長挨拶を適当に掲載している会社なんてすぐに潰れるでしょう。大げさなようですが、コレは本当です。社長がメッセージを発信できないという事は「企業としての大方針を示せていない」という事に他なりません。
絶対に手を抜けない部分です。
私は必ず一読するようにしています。
企業理念と社長のトーク
私の会社にも企業理念があります。
簡単に表現すると「心をもってお客様に接して、全力を尽くす」というのが、社長からのメッセージです。
私が入社間もないころ、当時の社長が私に声をかけてくれました。
「白獅子、OBだろ?一緒についてきなさい」と指示をいただきました。
私の卒業した大学の採用担当へ挨拶に行く時にOBを同行させる必要があり、そのOBとして私が選ばれたのでした。
私の大学の卒業生は他にも何人かいたので、数名で大学を訪問するのだろうと考え、当日は恥をかかないようにキチっとスーツにネクタイで出社しました。
ところが、社長を待てど、他のメンバーを待てど、だれも来ません。私が不安になって社長が車を止める駐車場のほうへ向かうと、社長がやってきました。
「社長、おはようございます。まだ、私しか来ていません。少々お待ち下さい」
「いいんだよ、白獅子。今日は二人だ」
え?今日は社長と二人!?
駐車場で合流完了、その日は私と社長の二人だけ。社長と二人だけで行動することってありますか?私はビックリしました。
社長は駐車場に車を停めました。私は「車の準備をしますので少々お待ち下さい」と言うと「コレで行くからいいんだよ!」と言われ、社長の車で行くことになりました。
「白獅子、大学まで道知ってるんだろ?」と言われ「はい、もちろん」と答えると「じゃ、運転、よろしく」ということになり、私は社長の車の運転手になり、社長と二人きりで自分の母校へと車を運転したのでした。
メチャクチャ緊張しました。緊張しましたが、慣れた道です。運転しながらも社長と会話をしながら大学へと向かいました。
「ぞろぞろ出向いても迷惑」「車を運転できるOBが白獅子しか思いつかなかった」「自分の車が一番快適」「その昔、大学に行ったのはだいぶ前、道を覚えていない」などなど、どうして私が選ばれたのかがなんとなくわかりました。
到着すると採用担当様へ挨拶をしました。すると採用担当の方が言いました。「社長、在学生が「社長と面会したい」と数名の希望者がいるのですが、お会いしていただくお時間はありますか?」と言うのです。
完全にアポなしでの申し出に、社長はあっさりと「もちろん、喜んで」と答えたのでした。
そして教室に案内されると8名ほどの在学生が社長を待っていました。「社長、今日は数分だけでも構いませんので、何かお言葉をいただければ幸いです」と担当者。
社長は最初、何か質問とか聞きたいこととかがあるならどうぞ、と気さくに促しましたが在学生達は緊張していてあまりトークは弾みませんでした。
社長は在学生を全員席に座らせ、自分は黒板の前にたちました。社長は低いステージの上に立ちました。そして、自分の会社設立までの概要と企業理念に込めた想いを語りました。
この時の社長のトークがとても素晴らしかった!!社長は30分ほどの単独ステージの講演でその場にいた全員をやる気に満ち溢れさせました。
私はこの日、自分の会社の企業理念について、社長から直々に熱い想いを注入された唯一の社員となりました。
会社のトップ、代表を務める社長が企業理念に込めた大切な想い。企業としての大方針だから絶対に見逃してはいけない最重要項目なんです。
まとめ
まとめておきましょう。
会社のことを知るためにはホームページを見て3つ、必ずおさえておきましょう!
会社の事を調べるチカラはあなたに色々な知識や考え方を与えてくれます。
社会貢献や理念や経営思想を取り入れると自分の仕事のやる気があがりますよ!
あなたの会社はどんなタイプ?こちらの記事も参考にしてみて下さい。
Webを通じて会話するのと直接会話をするのだったら、どちらがお好き?
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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