朝起きたら、あれれ?いつもの時間じゃない!
ヤバイ遅刻だーー!
よくある寝坊ですが、あなたなら会社に何と言って報告しますか?私や私の部下が言い放ってきた寝坊の言い訳をたくさん紹介したいと思います。笑
たくさん出てくる寝坊の言い訳
寝坊の言い訳1:お腹が痛くて…
すいません。遅刻してしまいました。いやーちょっと急にお腹が痛くなってしまい。電車を途中下車してトイレに駆け込んでいました。もう大丈夫です。
この遅刻の理由は私が聞いてきた言い訳の中で一番多いですね。遅刻して許されるのはおおよそ30分程度でしょうか。お腹が痛かったんじゃぁしょうがないですね。
この報告がホントかウソか、そんなことは特に詮索することもなく終わります。
寝坊の言い訳2:アラームをセットし忘れて…
前日いつもと違う時間に出張したじゃないですか?そしたら目覚ましをその時間にセットしたまま普段の時間に戻し忘れてしまって寝坊してしまいました。すいません。
この遅刻の理由は言い訳ではなくズバリ本当の出来事ですね。前日に直行だったためいつもより1時間遅れて目覚ましをセットしていたらしいのです。そうしたら目覚ましを戻し忘れて1時間遅刻してしまった、と。
ちょっと笑いましたが一応聞いておきました。「目覚ましはいつもの時間にセットしなおしたのか?」と。連続では使えない遅刻の理由ですね。正直でよろしい。
寝坊の言い訳3:体調が悪くて…
体調が悪くて朝起きれませんでした…。
この寝坊の理由はとても謎が多くデリケートです。なぜなら体調が悪いのに遅刻して来ているからです。「もう大丈夫なの?」と聞いたり、「無理しなくてもいいよ。」などと言ってあげるのですが、何と声をかけてあげればいいのか迷う言い訳です。
お腹が痛かったとか、トイレに行っていたとか、言ってくれるとアッサリ終わるのですが、体調が悪くて…。という理由を聞くと一日中不安になります。昼頃には「もう大丈夫です」って言って元気になってくれるとハッピーです。
実際は体調が悪くないのに寝坊の言い訳に使っている場合は、体調が悪い演技を続ける必要があるため、双方にとってあまり良い言い訳ではありません。
寝坊の言い訳4:事故渋滞で…
車で出勤中に事故が発生していたみたいで事故渋滞にはまっていました。少し遅れてしまい、すいませんでした。
この言い訳はちょっと危ないです。なぜなら同じ道を通って車で通勤してきた人がいると「事故渋滞なんてなかったぞ」と嘘がバレてしまいます。
本当は寝坊したから遅刻しているのですが、事故渋滞にはまったと言い訳をするなら少しくらいは道の状況も調べておきましょう。
事故渋滞で遅れていい時間は10分程度です。あまり聞かない言い訳ですが、本当に発生する可能性も否定できません。
私は過去に事故渋滞にハマって、2時間動けなくなった事があります。それは、高速道路です。朝の出来事ではなく出張の帰りで夜だったのですが、高速道路を走行中に突然渋滞になってしまいました。その渋滞はよほど激しい事故だったのか、全線で車がストップする大渋滞でした。ラジオを聞くと事故を処理中というアナウンスが続きました。
事故渋滞は予想できない出来事なので仕方のないことです。
でも朝寝坊の言い訳に「事故渋滞にハマった」というのは、やめておいたほうがよさそうです。
寝坊の言い訳5:具合の悪い人を助けていた…
通勤途中でお腹を抱えてしゃがみこんでいるおじさんがいて、「大丈夫ですか?」と声をかけたのですが、あまりにも体調が悪そうだったため救急車を呼んであげたりしていたら遅刻してしまいました。
おぉ、またなんと偶然な出来事か…。この言い訳をしてきた人は新人でした。あまりにもドラマチックな言い訳をすると「その人はどうなったの?」「救急車はすぐに着たの?」など興味津々に色々聞かれてしまいます。
これが本当ならちょっとカッコいいんですが、実際は寝坊なので「メンドーな言い訳してきたな」って感じですね。言い訳の初心者です。
ストーリー性のある遅刻の言い訳は聞き取りにも時間がかかります。嘘だと判明したときも気まずさが大きいので、この言い訳は使わないほうがいいですね。
寝坊の言い訳6:自転車がパンクした
駅まで自転車で向かっている途中、急にパンクしてしまい、押しながら駅まで行ったので時間がかかってしまいました。遅れてすいません。
通常は自転車がパンクして手で押して行っても間に合う時間で出社しなければなりません。距離にもよりますがそれくらいの時間の余裕は持つべきです。厳しい上司であれば、自転車がパンクしたことは関係ない!と怒るでしょう。
この言い訳は反感を食らうと最悪です。安い自転車に乗っているから悪いとか、日ごろからメンテナンスしていないあなたが悪いとか、全然関係ない事で怒られる危険性があります。 デリカシーのない上司は、何か重いものでも乗せたのか?とか言い出しかねません。
言い訳でパンクはなるべく使わないほうがいいです。
少し例外ですが、ズボンの膝が破れて血だらけで出社してきた若い社員がいました。私は驚いて彼に聞きました。「どうしたの?そのケガは!?」
すると彼はこう答えました。「急に自転車のタイヤがパンクして派手に転びました」と。
自転車がパンクしてズボンの膝が破けて血だらけになっても、遅刻はしていませんでした。そうなんです。自転車がパンクしたくらいじゃ対して時間のロスなんてしないんです。
寝坊の言い訳7:体調がすぐれなくて、午後から行きます。
ヤバイ!寝坊だ!電話電話!
あのぅ、今日ちょっと体調が悪くって、少し様子みてから午後出社させて下さい。
この言い訳は90%くらいの確率で寝坊です。私はこの電話を受けた時にだいたいこう聞きます。「どうした?寝坊しちゃった?何時に起きたの?いいよ、今からおいでよ」
するとなぜだか「はい、わかりました。今から行きます」ってなります。面白いですよね。体調悪いのに様子を見ると午後から出社できる。ちょっと時間置くと確実に回復できるっていうストーリーが出来すぎてるんです。
体調悪くて午前中に出社できないくらいの状態の人が連絡をくれた場合、「改めて連絡します」って伝える程度が精一杯のハズです。
午後までには復活できると宣言している時点で体調不良じゃないよね、きっと。笑
寝坊したときの連絡
寝坊した時は素直に「寝坊してしまいました!すいません、今から急いで行きます!」と連絡するのが正解です。
なぜ素直に報告するのが正解なのかというと、アレコレ考えなくて済むからです。寝坊を誤魔化すために腹痛だとか、体調不良だとか、色々と言い訳をしたって結局は遅刻するのには変わりありません。
遅れて会社に行ってから仕事をすることにも変わりありません。だったら素直に「寝坊です」と答えたほうが周囲の人たちに「大丈夫?」とか心配されなくてすみます。
ホントは寝坊なのに「無理しなくていいよ」とか優しくされてしまうと罪悪感を感じてしまいます。
正直に寝坊しましたと報告すると、相手はその潔さに「そうか、わかった」と受け入れる以外にありません。「今どこ?」と聞かれても「今はまだ家です!あと5分で出ます!」と正直を貫き通しましょう!
寝坊の回数
私の部下で毎日寝坊してくる人がいました。毎日寝坊する人というのは次第に「慣れてくる」ので、連絡してこなくなったり、遅刻する時間が長くなったりしてきます。
叱っても毎度のように寝坊してくる人は朝起きれないという病気の可能性があります。
社会人は「自分でちゃんと起きて決まった時間に会社に行く」ということができて当たり前の事とされていて、「体調管理も仕事のウチだ」と言われることもしばしばです。
いつも10分前には席に座っている人と毎日微妙な滑り込みセーフ出社をする人では勤務態度としての評価が大きく異なります。
寝坊して遅刻するのは稀な回数でなければなりません。寝坊というのは不測の事態、想定外の時だけ発生してしまう出来事なんです。度々遅刻していて「常習犯」なんて言われてしまう人は評価もガクっと下げられてしまいますので注意しましょう。
部下の寝坊は許す!
日々一生懸命で正直な人というのは、稀な寝坊なら許されることが多いです。人は誰でも体調不良やモチベーションの波があり、100%毎日同じように出社できるとは限りません。一人暮らしの人など、寝坊しても起こしてくれる人がいない人はさらにキツイです。
私の部下にも一人暮らしの人はたくさんいます。もちろん寝坊しますし、言い訳もしてきます。その時は話しをよく聞きます。相手がワザと寝坊したのではないことくらいすぐにわかります。だから許せるんです。
誰だって前日の夜寝る時に「あしたは寝坊しよーっと」と考えて寝るでしょうか?そんな事考えませんよね。朝起きた時に「ハッ」と気が付くんです。「ヤバッ!寝坊だーっ!」って。
私も経験あるからわかりますよ。
その寝坊について「普段から生活が乱れている」とか、「真剣さが足りない」とか、「仕事に対してやる気がない」とか、そんな事を叱って意味がありますか?私は叱ることに何も意味がないと考えています。だって寝坊した本人だって、寝坊するつもりじゃなかったんですから。
だったらもう許しましょ。
寝坊の事はいいから早く会社に来い!って言ってあげて、無事に会社に来たら何も言わずにいつもどおり仕事に取り掛かればいい。それくらいの器の大きさで部下の成長を見守りましょう。
その日、部下は定時過ぎに「自分は今日寝坊で遅刻してしまったので、残業して頑張ります!」と言って頑張ってくれるかもしれませんよ。
次の日も寝坊した場合は「昨日、今日はもういい。ただし、三日連続はさすがに怒るからな」って強調しておきましょう。
まとめ
寝坊の言い訳、遅刻の理由には人間のドラマや嘘、駆け引きが絶えません。私はやっぱり正直に言う派ですね。
正直に謝って、その代わりいつもより頑張って働きましょう!
おっと、その前に、確実に起こしてくれる相棒だけはゲットしておきましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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