「お疲れ様です」と言ったら怒られました

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中村さん
中村さん

上司に「お疲れ様です」と言ったら
怒られました。
なんだったのでしょうか?

村中さん
村中さん

私も言われました。

意味がわかりませんでした。

度々相談されますが「お疲れ様です」があまり適していない事があるようです。

今回の記事ではそんな「お疲れ様です」についてわかりやすく理解できるように書かせていただきました。

最後まで読んで参考にしてみてください。

目上の人にお疲れ様ですがダメなのはなぜ?

お疲れ様ですには、相手の苦労をねぎらう意味があるのでとてもいい言葉です。

ダメじゃないんですよ。

一仕事終えたあとに上司に「お疲れ様」なんて言われるとホッとしますよね。

だからあなたも上司に「お疲れ様です」と言ったのでしょう。

でも上司はホッとせずにムッとしてしまったというわけですね。

ねぎらいの言葉というものがかなり上から目線的なニュアンスがあるのです。

つまり、上の立場の人は下の立場の人をねぎらいますが下の立場の人は上の立場の人をねぎらってはいけません。

そういう文化があるのです。

簡単に表現すると、殿様が自分のけらいに対して「うむ、お疲れじゃったのう」とねぎらったのに対して、家来のほうは「ははっ、ありがたき!」と返す。

そんなニュアンス。

これは正解です。

あなたが上司に「お疲れ様です」と言ったら、なぜだか上司がムっとしてしまいました。

それはあなたが殿様になってしまったから。

おそらくそういうことだったのだと思います。

簡単に表現するとこういう事になります。

けらいのほうから「殿、お疲れ様でございます!」

「なんじゃと!わしは疲れとらん!たわけっ!」

ねぎらったのに怒っちゃうんですよねぇ~、コレ。

だから相手によるということです。

気にしない人は気にしませんよ。

私はちびっこに「おじさん、お疲れさまぁ」って言われたら嬉しいですし、自分の部下に「お疲れ様です」と言われても嬉しいです。

あなたが怒られたのは相手が悪かったのでしょう。

帰る時に「お疲れ様です」は言わない。

私は帰宅時の挨拶で「お疲れ様です」とは言いません。

そう決めています。

全員が一斉に帰る時、全員で解散の時は「お疲れ様でした」は言います。

何が違うのかというと私が先に帰る場合は、「お疲れ様」は言わないのです。

なぜなら、相手はまだ仕事をしているので私が帰ったあとに、さらに疲れる仕事を続けます。

そんな相手に対して先に帰る私が「お疲れ様」なんて言ったらねぎらってんじゃねーよ!と思われませんかね?

「お疲れ様って言うなら少しでも仕事を手伝ってから帰れよ!」って思われちゃうかも。

そんな不安ってありませんか?

だから先に帰る時は「お疲れ様」じゃなくて「お先に失礼します」がいいです。

私は「お先に失礼します」と挨拶して帰っています。

手伝わずにすいません、失礼します。

私はあなたより先に帰ります。

という意味だから、「お先に失礼します」のほうが自然です。

お疲れ様と言われて指摘してくる人

「お疲れ様」という言葉そのものは間違っていないです。

相手によって適さない場合があるということだけです。

私のように気にならない人もいます。

しかし、すぐにムっときちゃう人もいます。

ムッと来ちゃう人は普段床屋さんとかで、どうしているのでしょう?

床屋さんとかで髪を切り終わったときも普通に「お疲れ様でーす」って、言ってきますけどね。

そういう場合は、ムッとこないんですよ。

職場の部下じゃないからです。

つまり、お疲れ様と言われて指摘してくる人は若い人は知らないから教えてやらねば!

って、そう考えているんですよ。

だからお疲れ様ですって言っても「それは失礼だから、やめたほうがいいよ」なんて、言ってくるんですね。

実際にあなたも怒られましたよね。

怒られたというのか教えてもらったというのか微妙なところですが、知らなかった事を教えてもらったのです。

教えてもらえたことについては素直にありがたいと感謝しましょう。

今後はどうしましょうか?

お疲れ様は目上の人には言わないように一応、注意をしましょう。

口が滑って言ってしまっても気にしなくてよいでしょう。

「お疲れ様です。今日はありがとうございます」

のように、ありがとうを組み合わせるととても良いですよね。

目上の人に言っても気にならないくらいグッとよくなります。

間違えて「ご苦労様」と言わないように!

ご苦労様は絶対ダメです。

「殿、ご苦労様です!」

「えーい、生意気!こやつを叩き斬れいっ!」

というニュアンスです。

他にも色々とちょっと気になる返事や挨拶ってたくさんありますよね。

お疲れ様が言えない人へ

組織の中にいると必ず上とか下とかを意識させられることってありますよね?

そうすると人間はそもそも平等なのになんで上とか下とかそんなものを気にしなくちゃいけないんだ!と思う気持ちが湧いてきます。

この考え方はあっています。

あっていますが、損をします。

そもそも人間には上や下はありません。

私はお疲れ様の会話のやりとりを殿様と家来で表現していますが、殿様のほうが人間として優れているとか、人として上だとか、そのような意味はないです。

そこまで深い意味は考えなくてもよいです。

私には兄がいます。

兄は私よりも4つ歳が上です。

兄は私より4年も早く生まれ、そして私よりも4年も先に色々なことを経験し、そして弟である私と共に生活をしてきた家族です。

私にとって兄は、尊敬する人生の先輩です。

経験値が高く、優しい兄のことを私は尊敬しています。

兄がお金を持っているとか、頭がいいとか、友達がたくさんいるとか、部下がいるとか、肩書があるとか、そういう理由で「上」だと思っているワケではないんです。

優しくて色々教えてくれるお兄ちゃんが好きなんだ!ってだけ。とても単純です。

会社の社長、上司、先輩は私より長く働いている。

だから当然私の知らないような事も知っています。

私より社歴の長い年下の先輩もそうです。

中途で私よりあとに入社してきた人は私の職場へ配属される前に前職で私の知らないようなことを色々と経験しています。

上とか下とかイヤな人は権力とか圧力を嫌っているのかもしれません。

あなたの周囲の人間は必ずあなたが経験したことのないようなことを経験している人生の先輩になりうる存在です。

だから、どんな人でも無条件に尊敬し、敬い、労うべき、対象です。

「お先に失礼します」
「お疲れ様です」
「ありがとうございます」

気持ちを込めて伝えましょう!

考え方を工夫するだけで世界が違ってみえてくることがたくさんあります。

こんな記事もありますので是非、参考にしてみて下さい。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました

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