リスクアセスメントとは危険度や脆弱度について評価したり、査定したりする事を言います。
リスクとアセスメントを合わせてリスクアセスメントです。
あなたはこの記事を最後まで読むだけで、ビジネスを失敗させずに済むでしょう。
リスクアセスメントの基本
ビジネスにおいても色々とリスクがありますが、小さい事なら多少のリスクがあっても許容しますよね?
リスクアセスメントではまず、リスクを許容することができるかを決めます。許容する事ができないリスクなら予防方法を検討します。
リスクが発生しないように前もってガードしておくためです。
それでもリスクが発生してしまう。そんな場合を想定して、リスクが発生した時の対策も検討しておきます。
このように「リスク=悪い出来事」が発生しないようにするあるいは発生しても大丈夫なように備えておく。それが、リスクアセスメントです。
ビジネスのリスクアセスメント
ビジネスで稼いだお金で生活をしていくためには少なくとも生活ができる費用以上の収益を得る必要があります。すなわち、収益を得られない事がリスクとなります。
現在会社員をしている方が年収で400万円を得ている場合で考えてみましょう。
夏と冬の賞与がそれぞれ1カ月と仮定すると、
400 ÷ (12か月 + 1(夏) + 1(冬))
= 28.57万円
月に28.57万円を稼ぎつつ、年に2回、給料とは別に28.57万円を得る必要があります。
月に28.57万円得られるか?得られないか?継続できるか?できないか?
お金を基準に考えればとてもわかりやすいですよね。
このような単純な計算ですでに「無理だ、成り立たない」と思ったら将来の計画をもう一回練り直しましょう。
リスクの考察
ビジネスのリスクアセスメントでお分かりのように失うお金について考えるとリスクについて分かりやすくなります。失うお金が大きいリスクほどより強固な対策が必要でしょう。
失うお金が大きいリスクの順に対策も考えていけばよいのです。
脱サラのリスクアセスメント
脱サラをしてビジネスで成功を得ようとしている方の中にはリスクアセスメントが不十分の方がいます。
そんな脱サラしたい方へ、私がリスクを提案しますのでリスクアセスメントして回避策や対策を考えてみて下さい。
・パソコンが使えなくなった時など、
稼げるツールが稼働しなくなった場合
どうするのか?・作業できる環境がなくなった場合
どうするのか?・作り上げた稼げる仕組みが
成り立たなくなった場合、
どうするのか?・会社員時代より収益が落ちたら
どうするのか?
いかがでしょうか?
脱サラのリスクアセスメント。
勢いで脱サラしてしまうと生活が成り立たなくなりますよ!じっくり考えてそれぞれの回避策を用意しましょう。また、仮にリスクが発生しても耐えうる備えや対策をしましょう!
リスクの高い順から対策を考えたほうがよいです。大きくお金を失う、または継続して失い続ける、そんなリスクはできるだけ早く解決したいですよね?
リスクが大きい順というのは失うお金の大きい順ですよ。
私が参考に提案したリスクの中だと「作り上げた稼げる仕組みが成り立たなくなった」という条件でしょう!
この状態に陥ったときにあなたはどんな行動が起こせますか?
損害というリスクがもたらすネガティブ
損害はリスクです。
マイナスの要因が発生した時がリスクになっていきます。
私は過去に仕事でお客様からの借用品を壊してしまい大変な目にあいました。
そのエピソードが気なる方はこちらの記事を参考にしてみてください。
何かを壊してしまったり失ってしまったときは焦りや緊張、不安や心配が積っていきます。
ネガティブな感情が積もってしまうと人間はどうしても冷静な判断ができなくなります。早く苦しい状態から脱したいために焦った行動をとりやすいのです。
損害というリスクはあなたの心に直球でネガティブを投げつけてきます。何事にも言えることですがピンチの時には冷静さが必要です。
ネガティブの時にあなたを支えてくれるのはお金と人です。
あなたを支えるお金
何かを壊してしまったときや修繕が必要な時に備えてお金を少し貯めておきましょう。
貯めるお金の金額はあなたの仕事の範囲で考えればよいです。
あなたの仕事に活用しているパソコン。パソコンがなければ何も仕事ができません。パソコンを失ってはその先のビジネスが立ち行かなくなってしまいます。
そういう方は、今使っているパソコンと同等のものが即購入できるだけのお金を貯蓄しておくとよいでしょう。単純に医療保険に入っておくというのもリスク回避です。
あたなが病気やケガをしてしまっては仕事ができなくなってしまいます。保険はそんな時に備えておくものです。毎月ちょっとずつお金を払っておくだけで突然仕事ができなくなっても大丈夫。
この安心はとても大きい。
健全な金額で保険に入っておきましょ。
あなたを支える人
貯蓄や保険がリスクを回避するために重要である事がわかりました。
それではもうひとつの「人」。
こちらはどうでしょうか?
あなたの周囲には必ずあなたのことを助けてくれる協力者がいます。共に仕事をするパートナーかもしれないし奥さんや恋人かもしれません。あるいは、友人や兄弟かもしれません。
仕事のこと、ビジネスのこと、あなたが頑張って働いていることや真剣に取り組んでいるコトについて
仲の良い方々に話しておきましょう。
そうやってあなたの周囲には自然とあなたの仕事をなんとなく知っている人達で構成されていきます。
あなたが本当にリスクや損害を抱えあたまを抱えているときに協力者の人は「最近、どう?仕事は?」と、聞いてきてくれるでしょう。
ピンチの時というのは焦りや緊張、不安や心配が発生してしまうので行き場のない恐怖感で考えがまとまらなくなることがあります。
そんな時、あなたに必要なのは「誰かと会話をすること」です。
会話はあなたと相手があって成立するものです。あなた一人で抱え込んで彷徨っていた考え事でも協力者の人なら全然異なる角度からのアプローチで解決してくれる可能性が高いです。
何も持たずに戦う危うさ
私が本当に心配する人はお金も人も何も持たずにチャレンジしてしまう人です。
リスク回避の考え方は安全や安心を積み上げて、可能な限り危険な状態を作らないように配慮する事ですが、中には何も持たずにチャレンジしてしまう人がいます。
お金も持っていなくて人脈もない人はとても危険です。
ネットビジネスのほうが儲かるからという理由で強引に会社を辞めた人が、ネットビジネスで収益が得られず生活すらままならなくなってしまった。そんな事例をいくつも聞いてきました。
チャレンジはとても大事だし、私も賛成です。しかし、生活の地盤は絶対に崩しちゃいけません。時間さえ作ればいくらでも勉強やチャレンジができる時代ですので、焦らずじっくりやりましょう。
高額な情報商材やサロンでの学習費用など、借金して手を出してしまう人がいます。ちょっと冷静になりましょう。お金を稼ぐためにやるならなおさらです。
焦って結論を出す前に出費する費用について誰かに話してみましょう。どんな意見がでてきますでしょうか?皆のアドバイスや意見を振り払ってしかも、借金までしてやる必要ありますか?
誰も話す人がいないなら私に連絡下さい。一緒に考えてみましょう。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございます。
コメント