嫌悪感を感じる「ごますり」の対処方法

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西村さん
西村さん

ごますりの人が出世して高い給料を貰ってるなんてホント許せないんですよね。

西村さん
西村さん

ロクな仕事もできないクセにごますりばかりして、早く辞めて欲しいですよ、マジで…

西村さん
西村さん

ごますりする人ってどう思います?サイテーですよね??

西村さん
西村さん

白獅子さん、ごますりする人を辞めさせるいい方法教えて下さい!!

白獅子
白獅子

ごますりする人ね…

確かにイヤかもしれないですけど、ちょっと一緒に考えてみましょうか

この記事では「ごますりする人」に怒りMAXな西村さんと同じ気持ちの人に読んでみて欲しくて記事にしました。

私なりの考え方や怒りMAXにならないような対応方法など、参考にしてみてください。

ごますりとは?

「ごますり」というのはゴマをスリスリする行動のことではなく、「ご機嫌をとって自分にとって利益がくるように振る舞う人」を指す言葉です。

何かお得な思いにありつこうとする人に対して使われる言葉ですね。

ごますりさんは、自分の利益のために相手の気分を良くしようとします。

ごますりさんは、嫌いな人や苦手な人にも意見を合わせたり、褒めたりします。

「ごますり」とは本心では思っていないような振る舞いのことなので、心から敬意を表す態度は示しません。

ごますりの人が出世している

冒頭、怒りMAXの西村さんが「ごますりの人が出世している」と発言していますが、少し冷静に考えてみましょう。

まずは出世の話しですが、ごますりだけで出世するということが現実としてあり得ますでしょうか?

上層部や上司の方々に気に入られるように「ごますり」をして、そのスキルで出世する。これは、なかなか強スキルだと思いませんか?

西村さんが言っている「ごますりさん」が誰のことだかはさておき、きっとその人は「ごますりスキル」だけで出世したのではないと思います。

出世するということは「ごますり」以外のスキルや実績、もしくは別の何かを持っているハズです。

もしあなたが西村さんと同じように「ごますりさん」に怒りを覚えているのなら、その人の別のスキルについても考えてみて下さい。

その「ごますり以外の別スキル」が、実は出世に重要な要素かもしれません。

ごますりの人が高い給料を貰ってる

「ごますりの人が出世後に高い給料を貰っている」と思われているようです。

では、高い給料というのはいくらのことでしょうか?

ほとんどの企業の場合ですが、他の人のお給料がわからないようになっています。

なぜなら、年齢、学歴、キャリア、出征、経験、スキル、資格、いろいろな要素で給料が決まるからです。

ココであなたにも問いますが、あなたの会社の人があなたのお給料がいくらか知っていますか?

知らないですよね。

私以外の皆さんが、私の給料を全員知っていると考えると鳥肌が立ちます…。

もし知っているとしてもごく一部の人かと思います。

さて、「ごますりの人が高い給料を貰っている」という話しですが、なぜ高い給料を貰っていることがわかるのでしょうか?

このような給料の話しは、数値の記載されている給与明細を実際に自分の目で見るまでは信じてはいけません。

誰が何と言おうと数値の記載されている給与明細や給料の振り込まれた通帳の金額以外、真実を語ってはくれません。

ロクな仕事もできない

「ごますりさん」はロクな仕事もできない。

西村さんは「ごますりさん」に対して怒りMAXなので、ロクな仕事もできないという表現をしていますが果たしてそうでしょうか?

「ごますり」はイヤな意味で「ご機嫌とり」のように表現されることがありますが、本当に上司のご機嫌が良くなっているとしたらどうでしょうか?

つまり、上司が本当に困っているときに「ごますりさん」が上司の困りごとを解決して、本当に上司のご機嫌がよくなったとしたら。

それはもう「ごますり」じゃなくて「ファインプレー」ですよね。

実際に成果が出て上司の機嫌が良くなっているのですから!

ファインプレーをしていた人がいて、その人がどうしてファインプレーだったのかがわからない場合、「ごますり」だと勘違いする可能性があるのです。

見ている限り何をしているかわからないけど、上司の機嫌が良くなった。

西村さん
西村さん

…アイツ、いったい何をしたんだ? …ごますりヤローめっ!

白獅子
白獅子

いや、ごますりかはわかりませんよ。

もしかしたらファインプレーかもしれません

何かと目につく「ごますりさん」ですが、どんな仕事をしているのかは一緒に業務に携わってみないとわからない部分が多いのです。

どんな仕事をしているのか、「ごますりさん」の仕事ぶりを分析するのも、実は案外面白いものですよ。

ごますりする人ってサイテー

「ごますり」をする人がサイテーかどうか?

私は最初からごますりを否定はしていません。

本心では思っていないような振る舞いをして、相手に気に入られるように行動する。

それだって一つの選択肢だと思いませんか?

ようするに「好き」「嫌い」の問題だと思うんです。

「ごますり」してでもポイントを稼ごう!って気持ちになれば「ごますり」もするかもしれません。

多くの人は仕事も生活も真面目に真摯に向き合おうとするので、「ごますり」のような行動を嫌うと思います。

多くの人が嫌う行為ですので、サイテーだと言われれば、サイテーだと感じる人も多いのでしょう。

でも、私は正直言いますと「サイテー」とは思いません。

「ごますり」は「スキル」だと思っています。

能力と言えばいいのか、技と言えばいいのか、とにかく気に入られようとする手法ですよね。

それと、もうひとつ。

相手との関係を壊したくない、相手との関係を良好に保ちたい、と考えている人は、相手のことを悪いように言うことはありません。

自分に自信がないから相手を立てる、ということも考えられます。

こうして、保守的な思考の人達が関係を良好に保とうとする中でナチュラルに行われている「ごますり」もあると思っています。

だから、サイテーかどうかは心の中を覗いてみなければわからないと思いませんか?

ごますりする人を辞めさせる方法

ごますりをする人を辞めさせる方法を簡単にお教えしましょう。

放っておけばいいのです。

放っておけば勝手に辞めます。それが「ごますりさん」です。

どうして放っておけば辞めるのか?

それは、「ごますり」スキルだけでは生き残っていけないからです。

どの企業でも同じことですが、いわゆる「よいしょ」だけをし続けて出世したとしても、いつかそれ相応の役職の対処を求められる時がきます。

「ごますり」だけで生き残っていくのは無理なことなんです。

中身が伴っていませんから、どこかで崩れます。

仕事というのは日々頑張っていく中で自然に磨き上げられていくものであり、突然レベルがあがるようなものではありません。

ごますりもするし、努力もする人、上司のご機嫌もとれて、仕事もできる人、当てはまる人は優秀な人です。

優秀な要素の中に「ごますりテクニック」が内在している場合は、辞めさせることは無理でしょう。

だって、会社にとって必要な人材なワケですから。

残念ながら、会社にとって必要で優秀な人を辞めさせる方法はありません。

ごますりされる側の人間

「ごますりさん」について色々と考えてきましたが、ごますりされる側の人はどう思っているのでしょうか?

人の心の中を見抜くのはなかなか難しいです。

ご機嫌とりのようなことを言われて困っている人もいると思います。

周囲の人がいる場面では余計にきまずいですよね。

「ちょっと、みんな見てるんだから!そんなご機嫌取りしなくていいよ…」

って、あたふたしてしまいます。

ごますりされる側の人間も、ごますりする側の人間も、その嫌悪すべき対象は同じような感覚で判断することができます。

それは、「本心では思っていないような振る舞い」です。

ごますりをされる側の人でも「はっはっはっ、私はエライんだからそのくらい褒めてもらえなくちゃ困るよ!」って、思っている人もいるのです。

表面上は照れたり、謙遜したりしているように見えて、内心は「あたりまえだろ!」って思っているような人です。

こうした内面のことを考えると、ごますりされる側の人間も色々なタイプの人がいるので、その心の中をじっくりと研究してみるのも楽しいかもしれません。

まとめ

「ごますり」に対して色々と嫌悪感を抱かれることもあると思いますが、対処法はホントに単純で簡単なものです。

振り返ってまとめると下記のようになります。

  • ごますりだけで出世するのは難しい
  • ごますりの人の給料は特に高くない
  • ごますりか、ファインプレーか、見極めること
  • ごますりも「スキル」のうち
  • 保守的な人は自然とごますりをする
  • ごますりさんは放っておけば勝手に辞める
  • 心の中をじっくりと研究してみるのも楽しい

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

コメント

  1. zihisyuppann より:

    記事の更新をお待ちしていました。
    応援の村ぽちです。
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    経営ブログ(10,587サイト) 3位

    • 白獅子 より:

      zihisyuppannさん、いつもありがとうございます。亀のようにノロマな歩みですが、ブログは辞めずに続けていきたいです。早いもので気づけば2022も終わりを迎えようとしている12月の時期になりました。急に寒くなりますが、zihisyuppannさんもお体にお気をつけてお過ごし下さい!

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