休職中にメンタルヘルス・マネジメント検定を受けてみた【白獅子の体験談】

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休職中に何か役に立つような資格の勉強をしようと決めた私はブログやSNSを続けながら色々と調べました。

休職中の資格取得について、考えたことなどを整理していますので、是非最後まで読んで参考にしてみてください。

休職中は資格をとるチャンス

休職中は何もしなければ、何もしないなりに、時間が過ぎてしまいます。

私は時間を有効に活かしたかったので、何か勉強する題材はないものか?と本屋さんの資格検定コーナーを眺めていました。

簿記、FP技能検定、ITパスポート、色々なものが目につきました。

人気のある資格検定は対策本もたくさんあります。

そして、ふと目をやった「その他」の中に見つけた本があります。

それがコチラ

メンタルヘルス・マネジメント検定の教科書です。

ちょうど自分がうつ病という診断を受けての休職だったので、中身が気になりサッと目を通しました。

「コレ、面白そうだなぁ」

そう、思った私はこの本を購入してじっくり読んでみることにしました。

メンタルヘルス・マネジメント検定とは

メンタルヘルス・マネジメント検定は大阪商工会議所が主催する試験で、メンタルヘルスケアを学べる検定です。

Ⅰ種(マスターコース):経営者や人事・労務スタッフ用のコース

Ⅱ種(ラインケアコース):管理職用のコース

Ⅲ種(セルフケアコース):一般従業員ようのコース

引用:メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種Ⅲ種テキスト&問題集

中小企業で管理職をしている私にとってはラインケアが必要だし、休職中だった私にはセルフケアが必要です。

コレはなかなか面白いじゃないか、そう思いました。

なぜなら、自分がうつ病で休職している間にメンタルヘルスのことを勉強すれば、自分の「うつ病」という状態の理解も深まるし、勉強すれば自分で自分をケアできるようになるわけですから。

しかも、管理職用のⅡ種(ラインケア)の検定に合格すれば、復職したあとの仕事にも活かせます。

「よし、メンタルヘルス・マネジメント検定にチャレンジしよう!」そう決めました。

メンタルヘルス・マネジメント検定の自己学習

色々と調べてみるとスクールなどもあるようですが、私にスクールに通う金銭的な余裕はありません。

スクールに通わず、自分で買った本の中身を完全に理解しようとして、まずは中身を全部読みました。

中には問題集もあるので、クイズのように取組み、回答を見ては「なるほど、なるほど」と理解を深めていきました。

私の自己学習の場所はスターバックスコーヒーです。

落ち着いた雰囲気のスターバックスコーヒーがとても好きで、勉強するために集中力が増すのがわかります。

家にいるとパソコンで何かやり始めたり、ウッドデッキ作りなんかをやり始めて、勉強に集中する環境ではありません。

スターバックスコーヒーに来て勉強をする。

それが、いい息抜きになるのです。

平日の昼間はあまり混雑もなく、私と同年代の男性のお客様はあまりいませんでした。

元気よく働いている店員さんを見ると「早く仕事に復活したいな」という気持ちも湧いてきます。

外に出るということがいい気分転換なのです。

本気で検定を受けるために

元々興味本位で購入した本です。

本気で検定を受けたかったワケではありません。

しかし、検定の日を調べてみるとちょうど私が休職しているときに試験が開催されることがわかりました。

「これは本気で勉強して、ガチでチャレンジしてみるしかない!」

そう思い、検定料を支払い申し込みをしました。

申し込みをすると、やる気スイッチがカチッと入り、勉強にもいっそうチカラが入りました。

だって、本も買ったし試験料も払ったしお金がかかっているのだから、無駄にはしたくない!

「絶対合格してやるっ!」って、そう思いました。

この人、本当にうつ病なんですかね?って言われそうなくらい活力があるので困ったもんです。

私の症状は主に睡眠障害でした。

睡眠障害で寝不足状態になり→頭痛を引き起こし→仕事に支障をきたす、という状態のうつ病です。

休職2か月目以降は睡眠も決まった時間に取れるようになり、規則正しい生活のリズムと食事の栄養バランスも良かったです。

正直な話し、2か月目以降は私としては仕事に復帰しても支障がないくらいに回復していましたが、検定試験のためにもガッツリ勉強をしたいという想いが出てきて、3か月を有意義にすごそうと考えるようになりました。

メンタルヘルス・マネジメント検定試験の当日

私は本気で勉強したので、試験の当日に病気などにならないように、健康状態にはより気を付けるようになりました。

コロナ渦で遠くに出かけることもなかったので、本当に合格できるレベルまで勉強を積み上げたと思います。

40を過ぎて試験勉強をするというのは不思議なものです。

学ぶことは自分を成長させるし、検定に合格できれば、頑張った証になります。

きっと、会社勤めをしながらメンタルヘルス・マネジメント検定の勉強をしても中身はあまり頭に入らなかったと思います。

私は試験当日、久しぶりに緊張しました。

試験会場は横浜だったのですが、横浜にもかなり久しぶりに来たかんじです。

マークシートに1問1問回答を記入し、勉強した成果を振り絞りました。

結果はどうだった?

結果、私はメンタルヘルス・マネジメント検定のⅡ種とⅢ種、両方に合格しました。

パチパチ!パチパチ!

合格は復職してから発表されましたが、無事に合格できていてホッとしました。

点数は結構ギリギリな感じでした。汗

まとめ

もしも、あなたが休職中なら私と同じようにメンタルヘルス・マネジメント検定の勉強をしてみてはいかがでしょうか?

働くうえでいかにストレスというものが障害になるのか、どうして自分がうつ病になってしまったのか?

自分を見つめなおすことにも役立ちますし、将来誰かのケアもできるようになるでしょう。

今まで知らなかったことを学び、一歩成長して会社に復職できれば有意義な休職になります。

検定試験に合格できなかったとしても、このときに勉強したことを後悔することはないでしょう。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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