頭痛の治し方。リラクセーション法を試してみましょう!

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頭痛を感じたとき、あるいは頭痛がきそうな気配を感じた時に解消する方法があります。

私はリラクセーションの「呼吸法」「漸進的筋弛緩法(ぜんしんてききんしかんほう)」「自立訓練法(じりつくんれんほう)」と「我流のリラックス」の4つの方法で解消しています。

呼吸法

呼吸法には胸式呼吸と複式呼吸の2種類があります。

呼吸法:胸式呼吸

胸式呼吸は胸の部分だけを使った浅い呼吸です。ストレスを感じた時や緊張している時は胸式呼吸になっています。

人は普段の生活の中では特に呼吸に注意しながらは生活していないので、自分がストレス環境下や緊張空間にいる時にふと呼吸を思い出してみて下さい。

きっと、緊張しているときは胸式呼吸になっているハズです。

呼吸法:複式呼吸

複式呼吸はお腹の横隔膜を上下させる呼吸なので、鼻から息を吸い、口から息を吐くようにして呼吸をします。

自分の部屋や誰もいない場所などストレスや緊張が無い時には複式呼吸になっていることに気が付けるハズです。

腹式呼吸の実践的訓練

頭痛を感じたときにはどのようするか。

まず今いる場所から移動してみてください。トイレ休憩でもいいですし、ドリンク休憩でもよいです。とにかく緊張の場からいったん離れましょう。

そこで鼻からゆっくり、お腹を膨らませるように息を吸って、ピっと一呼吸おいて、口からゆっくりと息を吐く。

これで腹式呼吸の完成です。

今その場でゆっくりと実践してみて下さい。

スマフォやPCを眺めながらでも十分にできる動作です。

ではいきますよ。

鼻から息を吸って、

…。

…。

ゆーーっくりと息を吐きだす…。

…。

…。

余裕があれば吸う時間、吐く時間を長めにゆーっくりと実践してみましょう。

呼吸は吸うときが緊張、吐くときがリラックスの動作になっています。だから、嫌なことなどがあると「はぁ…」とため息がでますよね。ため息は無意識に嫌なことを軽減するために出るリラックスです。

複式呼吸で緊張がほぐれれば頭痛にも効果がありますので、腹式呼吸を意識して取り入れてみましょう!

私はデスクワーク中に手を休めて意識的に複式呼吸をしています。

誰の目も気にせずひっそりと一息つけるので、意識して実践できるようになると頭痛が起こりにくくなりますよ。

漸進的筋弛緩法

漸進的筋弛緩法(ぜんしんてききんしかんほう)は筋肉の緊張をほぐす方法です。

ストレス状態の時はやはり無意識のうちに筋肉が緊張状態になっています。

やり方はとても簡単です。体の一部にギュッと力を入れてから、ふわぁっとチカラを抜いて緩めるだけです。

椅子に座りながらでも簡単にできる方法をご紹介しましょう。

両手を握りこぶしの形、グーにして下さい。

そして思い切りチカラを入れて手をギューーっと握って下さい。

…1。

…2。

…3。

…4。

…5。

はい、ゆっくり緩めます。(10秒)

…1。

…2。

…3。

…4。

…5。

…6。

…7。

…8。

…9。

…10。

どうでしょう。

ふわっーっと解放できましたか?

チカラを入れるときは5秒、緩める時は10秒です。

チカラを入れた時間の倍の時間で緩めるので、チカラを込めた部分がじわっと温まるように緩んでいきます。

慣れたらチカラこぶの部分や背中の筋肉、お腹の筋肉など色々な部分で繰り返し繰り返し実践してみてください。

チカラを入れるときも、緩めるときも息をとめちゃダメですよ。

ゆっくりと、繰り返し繰り返しやっていくうちに、力を抜いたときのじわっと温まる感覚が心地よくなっていきます。

自立訓練法

自立訓練法は自己暗示によるリラックス方法です。

自己暗示によって不安や緊張を緩め、筋肉の緊張を解放し、自立神経の働きを整える方法です。

ストレスが原因となる頭痛が発生した場合にリラクセーション法として実施します。

実施方法はとてもシンプルです。

ゆったりと椅子に腰かけてやってみましょう。

①目をつぶり自分の気持ちが落ち着く風景(景色)を思い浮かべて下さい。

②自分の手が重たいとイメージします。

③さらに、自分の足も重たいとイメージします。

④自分の手が温かいとイメージします。

⑤さらに、自分の足も温かいとイメージします。

⑥目を開き、腕を上に伸ばして屈伸動作をして終了です。

①~⑥を実践すると頭痛をやわらげてくれます。

この方法は自己催眠の一種で、①の気持ちが落ち着く風景をイメージした時に自分自身を催眠にかけています。

私の場合は少しうつむき加減に目をつぶって、両手をだらりと垂らして膝のうえに置き、近隣の芝生の公園のベンチに座っている自分をイメージします。

ベンチに座っている私は温かい日差しに包まれ、さわやかに揺らぐ春風をイメージします。

自分の知っている景色から切り出してくるので、とてもリアルな感覚でイメージすることができます。

最後の⑥は催眠を解除する働きをする解除動作というものなので、目を開けたら必ず実施しましょう。

我流のリラックス

私には頭痛のための我流のリラックス法があります。それはお風呂です。

私の頭痛は片頭痛や緊張型頭痛などがありますが、緊張型頭痛の場合は「肩こり」が原因であることが多々あります。

肩コリは肩の血流を悪くし、筋肉を緊張させてしまいます。その結果として、頭へめぐらす血流が悪くなり、頭は酸欠状態になります。それが私の頭痛の始まりです。

頭痛が出たときに、手で自分の肩を揉んだりして肩コリを解消しようとしますが、自分で揉むとうまくいきませんでした。ところが、私の妻が「肩、凝ってるんじゃないの?」と言って、私の肩をグッグッっと揉んだ瞬間に、漂う煙を吹き消すかのように頭痛がふぅーっと消えていったのです。

長い間正体不明の頭痛に悩まされていた私ですが、この時は「コレだ!!肩コリが原因だったんだ!!」と、とても驚きました。

私は肩コリを改善するために色々な健康グッズやマッサージ機器を試しましたが、どうにも自分でやるとうまくいかないのです。

そこで生み出した我流のリラックス方法がシャワーを使った肩こり解消法です。

お風呂で全身の力を抜いた状態で頭をもたげ首筋から肩にかけて温かいシャワーを浴びせていると、妻の肩揉みと同じ効果が得られたのです。

少し熱めのお湯で数分間当てていると、首と肩が温まりサーっと良くなっていく感覚を掴めました。

さいごに

頭が痛くなることと、体の他の部分が痛くなることでは、不安の大きさが全然異なります。頭が痛いと何か重大な病気ではないのか?と不安な気持ちになります。

症状や改善方法は人それぞれ異なります。

私は残念ながら医者ではありませんので、あなたがもし頭痛にお悩みなら、まずは医療のプロに相談してみてください。

そして、重大な病気でないのなら私のこの記事を参考に、「自分に合った解消方法」を探してみてはいかがでしょうか?

リラクセーション法はストレス解消にとても良いので、あなた専用の「我流」を見つけ出して日々の頭痛を改善しましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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