怒りのコントロールと辞めて変わった仕事観

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あなたは怒りをどのようにコントロールしていますか?

仕事をしているとどうしても「ムッ」っとしてしまうことがありますよね。

私は転職をキッカケに「怒りのコントロール」をするように努めるようになったのですが、最近大きく変わった心の余裕があります。

今回はそんな怒りのコントロールの方法と、仕事に対する仕事観にまつわるお話をしていこうと思います。

怒りまくる

私はかつて中間管理職でした。

数名の部下を抱えて、いつも成果を出すために必死でした。

高い目標こそないものの、納期に追われる日々の中で必死に業務を遂行していました。

そうやって、納期と言う絶対的な「ゲート」を目の前に、部下達の中には当然のように「納期なんて知らないよ」という感情を持った人が現れてきます。

私はチームとまとめあげようとしていたので、「納期なんて知らないよ」というタイプの部下に他のメンバーが引っ張られないように、納期を守ろうと努力しない人に対しては強烈に詰めていました。

それとは反対に成果を上げた人や創意工夫で貢献度の高かった人へ評価や報酬が得られるようにしていました。

そういう環境ですから、いわゆる体育会系というのでしょうか、「気合い」によって乗り越える局面も多く、泣き言が飛び交うときには「怒り」で掻き消していました。

私自身も色々な部門や色々な目上の方々から「怒り」を浴びせられていたので、そういう文化だったってことなんですよね。

ある意味では、優秀な人物は皆一様に「ほえる」ような場面があり、怒りまくっていましたね。

怒るのは辞めた

私は転職をキッカケに怒るのを辞めました。

チームで仕事に取り組むとき、成果を出さなければならないとき、そんなときに「チームワークなんて知らないよ」「成果なんてどうでもいいね」という人物がいたとしても怒りません。

そういう考え方の人もいるよね。

と、そう考えるようになったのです。

「怒り」というのは人に向いている感情なので、「そういう人もいる」って考えると「怒り」は発生しないのです。

多様性が求められるこの世の中においては「しっかりしろ!」「みんな頑張ってるんだ!」「やればできる!」といった気合いで物事を乗り越えようと激励を他者に与えながら業務を遂行することが難しいのである。

「しっかりしろ!」「みんな頑張ってるんだ!」「やればできる!」といった激励を人に浴びせる時代は終わったと言ってもいいかもしれない。

これらのセリフは「自分自信」に与えるセリフとして使うと良いのです。

怒りの矛先は常に人に対して向いています。

自分以外のキャラクターはそれぞれ別々の考え方の元に行動していると考えれば、怒る矛先はどこにも向かず、自然と「怒る」ことを辞めることができるのです。

まだまだ怒る部長

一方、私の上司の課長、そのまた上司の部長は「怒りまくって」います。

私は管理職でなくなったことによって、心に大きなゆとりができたことは言うまでもないのですが、私の上司の部長に関しては毎日のように怒りまくっているのです。

私は部長とも親しく会話ができる間柄なので、怒ってしまった理由についてもざっくばらんに会話をしたりしています。

聞けば、こんな理由です。

  • 俺だったら忘れないようにメモする
  • 自分は5分遅れただけでも物凄い怒られたことも経験している
  • 期日を守れないのはビジネスマンとして失格

と、まぁ、このようなことを言っています。

部長が怒るのもごもっともです。

全てビジネスマンとしてはダメ!

私もかつて中間管理職だったころに怒って詰めていたような内容です。

部長には組織をまとめなくちゃいけない責任感や数字として課せられた目標があるので、生ぬるいことを言っていられない事情があります。

だからできていない人に対して怒るのです。

必死に頑張っている姿と見てもいいかもしれません。

怒りの弊害

私は部長の怒る姿を見て、必死に頑張っているのだから何とか協力しようと考えています。

怒るのを辞めた私は部長に怒られた人達を怒ることはありません。

他の人達を怒ることもありません。

部長に怒られた人達は「キツい」と言っています。

怒られるのが「キツい」のです。

そりゃそうです、誰だって怒られるのは嫌です。キツいです。

怒られた人達、あるいは怒られている人を近くで見ていた人達は、自分が怒られたくないので部長に対しての接し方が慎重になります。

恐る恐る接するようになります。

部長が怒るたびに、周囲がそうやって慎重になっていく姿を見て、私は感じました。

みんなビビっちゃって仕事がうまく進まない…。

表情が硬くて、カッチカチ。

これが「怒りの弊害」です。

普段は笑顔が素敵で優しい部長ですが、怒ると怖いので、みんなが慎重になる。

部長のいない場所で報告の仕方などを作戦会議してから、怒りを誘わないように話しを進めたりしています。

もし、部長が100%怒らない人だったらどうでしょう?

事前にヒソヒソと相談し合う時間は無くなり、ビビって表情がカチカチになることもありません。

職場の雰囲気も一気に明るくなるでしょう。

仕事観

仕事に対する価値観は人それぞれです。

単純に「金」さえもらえればいい、と考える人もいるでしょう。

あるいは「怒られるのも仕事だ」と思う人もいるかもしれません。

私は自分が怒るのを辞めたことによって、怒っている人がいた場合の影響度を客観的に感じることができるようになりました。

怒ることって全部マイナスの影響しかないんです。

「怒る」ということが、私の仕事に対して「マイナス」の影響しかないことに気が付いたので怒るのを辞めたのかもしれません。

まとめ

もう怒るのは辞めたほうがいい。

あなたが怒ったことが原因でこんなことがおきています。

  • 怒られないように慎重に接している
  • 機嫌が良さそうなときだけ話しかけている
  • ウラで作戦会議が行われている
  • 電話やメールがこないようにブロックしている
  • 相談の回数を減らしている
  • バレないようにこっそり作業をしている
  • 目が合わないように逸らしている

やってない、できてない、失敗している、甘えている、軽くみている…。

それに気が付いたとしても「怒らない」

いいですね「そういう人もいる」ってことです。

あなたは怒るべきではない。

あなたがするのは怒ることではなくて「次はどうやったらうまくいくかな?」って笑顔を見せることです。

仕事はこれで全部うまくいきます!

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